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◎ リーディング大学院で駐日モルドバ大使による特別講義を実施
 東京農工大学リーディング大学院では、初代駐日モルドバ大使に就任されたDr.ヴァシレ・ブマコフ大使による特別連続講義を開講しました。
 ブマコフ大使は、6月5日(月)に、大野弘幸学長、岡山隆之理事(広報・国際担当)・副学長を表敬訪問され、農業国であるモルドバ共和国と東京農工大学の今後の協力の可能性等について、活発な意見交換を行いました。その後、特別講義として、モルドバ共和国の豊かな自然環境、農業における挑戦と成果、世界的に有名なワイン産業や国家の歴史や体制が人びとに与えた影響、科学技術の開発と同時に社会に目を向ける重要性等、幅広い視野から講義がありました。
 6月19日(月)には、日本のODAとともに取り組んだ農業開発事業や学校暖房設備におけるバイオマス利用事業など、農業工学の研究経験と実践とを繋ぎ、食料・環境・エネルギー分野の課題へアプローチする方法について講義がありました。
 当日は、多くの受講者が、ブマコフ大使の豊富なご経験に基づく興味深い講義を受け、国際舞台で活躍する意欲を高めていました。
 
写真左から、岡山隆之理事、大野弘幸学長、ヴァシレ・ブマコフ大使、川端良子国際センター准教授、一條洋子グローバルイノベーション研究院特任准教授 東京農工大学で授業を行うブマコフ大使
 
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