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◎ 「IGS(グローバル科学技術人材養成)プログラム:高大連携教室」を開催
 2016年度冬の「高大連携教室」が、昼は2016年12月26日(月)に府中キャンパス、27日(火)に小金井キャンパス、夜は府中市生涯学習センターに宿泊する1泊2日の合宿形式で行われました。
 今回は想定定員を越える40名の高校2年生が参加しました。多くの高校生の参加にともなって、農工大現役学生の参加人数も増えました。高校生のディスカッションをサポートする日本人ファシリテーターは11名、物理学実験のTAは3名、英語セッションに参加する留学生は8名でした。また教職員は、本教室の運営に直接関わった6名以外にも、7名が当日の様子を見学するために参加をしました。このように、高大連携教室を通じた相互交流の規模は毎回大きくなっています。
 高校生は、科学的・論理的な考え方が今後の学習に応用できることを学んだり、質問そのものへの返答に加えて+αの内容を含めて答えるとよいと感じたようです。また、「周りの高校生が自分よりも英語を話せていたので、自分もがんばりたい」という声も寄せられ、高校生同士でも刺激があったことが伺われました。
 そして、「自分の調べてきたことよりも知識が深まった」、「難しかったが最終的に理解できてよかった」、「自分もこれから熱中できるものを見つけたい」という感想にもあるように、本教室への参加が高校生の成長につながることが期待できます。
 
物理学実験の様子 留学生の発表を聞く高校生
 
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