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◎ 留学生のための地震対策セミナーを開催
 国際センターでは、4月22日(金)に府中キャンパス本館第三会議室で、また4月25日(月)に小金井キャンパス13号館505号室で、「留学生のための地震対策セミナー」を開催しました。熊本地震の発生後、地震に対する不安や関心が高まっている留学生に対応するために行われたものです。両キャンパスで開催したセミナーには、それぞれ30名以上の留学生や外国人教員の参加がありました。
 国際センターで作成した冊子「留学生と地域のための安全ノート Earthquake Safety Precautions for Exchange Students and Local Community Members」を使い、田崎敦子准教授から「地震が起きる前(備え)」、「地震が起きた時」、「地震が起きた後」に分けて、留意すべきこと、行うべきことを英語で示し、緊急時にどのように身を守ればいいのかについて説明を行いました。また、「東京農工大学緊急連絡サイト」を紹介し、その登録方法や活用方法についても実際のサイトを見ながら確認しました。参加者からは地震の際に大学外にいた場合やけがをした場合の対応など多くの質問がありました。
 災害はいつ起きるか、またその時自分の周りがどのような状況になるかわかりません。特に日本の生活に慣れていない留学生は不安が多くあります。国際センターでは、今後も留学生が災害時に必要な情報や対策を提供しながら、彼らが共に緊急時に備えることができるようにしていきます。

 なお、セミナーで使用した冊子は下記の国際センターのホームページからもダウンロードできますので、留学生や外国人研究者の方々のためにご活用ください。
 
留学生と地域のための安全ノート(pdf形式)】
 
緊急時の対応を説明 熱心に話を聞く留学生たち
 
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