本講座は、FM本町に隣接する府中市立第三小学校の5年生を対象に、春と秋にそれぞれ「田植え」と「稲刈り」を実施するもので、今年度は120名が参加しました。
春の田植では、子供たちは泥に足をとられ転びそうになったり、水の中にいるカエルやヒルに悲鳴を上げたり、準備が整うまでに相当な時間がかかりましたが、これまで体験したことのない田んぼの土の感触や珍しい生き物に驚きながらも、楽しそうに苗を植えていました。
秋の稲刈りでは、普段使うことのない鎌を手に、真剣な表情で一人10株ずつ稲穂を刈り取っていきました。刈り取った稲はすぐにコンバインされ、終了後にはお土産として1株ずつの稲を持ち帰りました。
その後、コンバインで脱穀した籾は、FSセンタ－で乾燥・調整・精米した上で小学校に届けられ、子供たちが試食しました。自分たちで田植えから刈り取りまでを行ったお米を味わうことで、一生の思い出になったことでしょう。
