「ペアレンツ・デー」は、学生の保護者に本学の修学環境を直接ご覧いただき、進学、研究、就職などの状況および各学部・学科の教育方針をより深く理解していただくことを目的として、平成24年度から開催しているもので、4回目の開催となる今年度は、対象となる学生977名に対し、546名の保護者が参加し、関心の高さが伺えるものとなりました。
午前の全体会では、松永是学長の開会挨拶の後、國見裕久理事（教育担当）・副学長から教育と研究、学生支援、進学・就職状況について、馬渕麻由子大学教育センター准教授から進学・就職を控えた大学生のメンタルヘルスについて説明が行われました。また、本学を卒業・修了し、現在、越井木材工業㈱およびソニー㈱に在職する2名のOG・OBによる「農工大における学生生活」と題した講演も行われ、参加した保護者は熱心に2名の体験談に聴き入っていました。
午後の学部別分科会では、各学部のキャンパスへ移動し、各学部・学科の教育・研究内容、進学・就職状況についての詳細な説明および研究室見学、個別相談が行われました。
参加した保護者からは、「卒業生の講演が非常に有意義であった。」、「大学のサポート体制や教育環境が良く分かり入学させて良かった。」、「先生や他の保護者とコミニュケーションをとることが出来て良かった。」等の声が寄せられ、保護者に対して直接説明する機会の意義を改めて認識できた一日となりました。
