シンポジウムは、松永是学長による挨拶で開会し、来賓の義本博司文部科学省大臣官房審議官（高等教育局担当）の代理として、浦田晴香国立大学法人支援課専門官から祝辞がありました。続いて、宮浦千里グローバルイノベーション研究機構長から、機構の戦略的研究チーム（12チーム）の紹介および機構の概要説明が行われた後、5名の外国人研究者、戦略的研究チームの12名の代表者等から、研究成果や進捗状況および今後の取組について発表がありました。
発表後に行われた討論では活発な質疑応答が行われ、参加者が研究内容・取組に多くの期待を寄せていることがうかがえました。また、発表・説明をとおして、世界が直面する食料・エネルギー・ライフサイエンスの課題解決に取り組んでいる研究者の姿を間近に感じることができるとともに、国際共同研究が活発に行われている現状や、その成果が国際共著論文執筆として実を結んでいる状況を目の当たりにすることができました。
なお、シンポジウム前には、グローバルイノベーション研究機構所属の特任助教11名による研究発表会、シンポジウム後には、教職員、外国人研究者および多くの学生の参加のもと情報交換会が開催され、一日をとおして、グローバルイノベーション研究機構の役割と重要性について、認識を深める貴重な機会となりました。
