学内の動き T行事・イベント
◎ 平成27年度 公開講座を開催
<小動物臨床獣医師養成講座 中級 外科>
 9月13日(日)、府中キャンパス農学部附属動物医療センターにおいて、公開講座「小動物臨床獣医師養成講座 中級外科:イヌの膝蓋骨内方脱臼と前十字靭帯断裂の整復術」が開催されました。
 本講座は、「獣医師の卒後再教育プログラム アドバンス イン 農工大!」が主催し、リカレント教育による獣医師のスキルアップ・再就職支援を目的として毎年開催されているもので、受講者からは、臨床獣医学の基礎や最新の知識を習得できる講座として、高い評価を得ています。
 今回は、松田浩珍農学研究院教授の指導のもと、既に外科手術の基礎を習得し日頃外科手術を行っている獣医師2名が、犬の膝関節模型やDVD教材をとおして手術の術式を学び、続いて実際に整復術を行いました。
 受講者からは、「松田先生から少人数で時間をかけて指導を受けることができ、とても有意義だった」、「自分の悪いクセなど、普段指摘してもらえないことも指導していただき、心から感謝したい」という声が聞かれ、大変有意義な講座となりました。
 本講座の詳細はホームページをご覧ください。
 http://www.tuat.ac.jp/~manabi/
 
犬の膝模型を用いた手術指導 手術実習の様子
 
<リフレッシュ操体呼吸法>
 9月26日(土)〜27日(日)、小金井キャンパスにおいて、公開講座「リフレッシュ操体呼吸法」が開催され、82歳のリピーターをはじめとする市民11名が受講しました。
 本講座は、基本的な呼吸の実践、姿勢矯正などの体操、内臓を意識した運動や、お互いをほめ合うなどのコミュニケーションをとおして、心身ともにリラックスし、ストレスの軽減と身体感覚を敏感に感じ取ることを目的として、平成24年度から開催されています。
 初日は、深く長い呼吸や、緩やかに体を動かしながら力を抜く体操などが行われました。受講者は、これまで体験したことのない身体の感覚に、最初は戸惑いの表情を見せていましたが、呼吸法の生理的効果やリラックス効果についての講義をとおして、理解を深めていました。
 2日目は、内蔵を動かすことを意識した体操や、二人一組で互いに相手の肩や手の温かさを感じる実習が行われ、普段感じることのない新鮮な身体感覚に驚きながらも感動している様子が窺えました。
 
 
 
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