◎ 遠藤章特別栄誉教授がタイ王国プリンス・マヒドン賞を受賞

 1月28日(水)、タイ王国・バンコクにおいて、プリンス・マヒドン賞の授賞式が行われ、遠藤章特別栄誉教授が2014年度の同賞(医療)を受賞し、タイ王国シリントン王女から楯を授与されました。
 プリンス・マヒドン賞は、タイ王国の現在の国王の父上であるマヒドン王子の功績を記念してつくられた賞で、マヒドン王子は、20世紀初頭にハーバード大学で保健・医療の勉強をし、帰国後に同分野で大きな功績を残されたことから、タイ王国における「パブリック・ヘルスの父」と呼ばれています。
 遠藤章特別栄誉教授は、青カビから血中コレステロール値を下げる薬の開発につながった物質「スタチン」を発見した功績が評価されて、このたびの受賞となりました。
 また、授賞式に先がけて行われた心臓外科学会主催記念講演会やマヒドン大学シリラジ病院で行われた記念行事等にも参加し、多くの関係者・参加者から功績を称えられました。
 
シリントン王女から楯を授与される遠藤特別栄誉教授
(出典:プリンス・マヒドン賞財団)
授賞式後の記念撮影
(出典:プリンス・マヒドン賞財団)
 
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