模擬授業では､副学科長の横山正教授により本学における福島支援研究について説明が行われた後、生産技術環境系、動物生産系、農業経営経済系のそれぞれの担当教員による講義が行われ、体験実験では、無菌培養実験「植物組織培養実験～タバコの葉片培養～」が行われました。
講義終了後には、「震災についても取り組んでいることを知り、驚きました。少しでも3．11のことに協力できるように、私も入学できたら参加したいです」、「植物のことはよく考えたりしていたが、家畜などのことを考えたことはなかったので、畜産学の話がきけてよかった」、「セシウムの数値が下がらないから、即だめではなく、様々な視点から試行錯誤されている過程のお話が大変おもしろかったです」、「農学の経済との関わりを中心に勉強できて、農学という分野が様々な分野の学問の知識を必要とすると改めて感じることができました」などの感想が寄せられました。
また、実験終了後には、「本格的な実験でとても勉強になった」、「もともとこのような実験がやってみたくて、農工大に興味をもったので、とても楽しく充実した時間でした」などの感想が寄せられ、非常に有意義な体験教室となりました。
【模擬授業】
11月9日(土)
「日本および世界の食料、家畜生産に関する問題」 佐藤幹准教授
「福島の農業復興支援研究」 横山正教授
11月10日(日)
「作物による放射性セシウムの吸収、除去」 松村昭治准教授
「世界の食料問題、日本の農業問題」 千年篤教授
【体験教室】
無菌培養実験「植物組織培養実験～タバコの葉片培養～」 鈴木栄講師
