理工系人材育成において英語教育の重要性がますます高まる今日、科学技術系大学として高い専門性を有する本学は、英語教育についても専門教育の一環として、多くの取組みを行っています。
本シンポジウムでは、理系英語について造詣の深い畠山雄二工学研究院准教授との対話を中心に、学生の海外留学希望理由、専門英語教育の三つの事例についての報告の後、今後の英語教育の展開について議論が行われました。
また、プログラム最後の討論では、研究者養成のための専門英語と職業人育成のための実践英語の違い、コミュニケーション能力の育成から始まる英語教育の可能性、大学における英語教育の目標など、様々な視点から話題が提供され、活発な議論を行うことができました。
終了後のアンケートでも、参加者の満足度は80%以上を示しており、「今後も継続して報告を聞きたい」、「学部の英語教育のねらい、方向について深く考えさせるものであった」等の意見が寄せられ、大変有意義なシンポジウムとなりました。
