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◎ 「第16回VBL学生アイディアコンテスト」を開催
 1月16日(水)、小金井キャンパスにおいて、産官学連携・知的財産センター主催、(財)東京農工大学教育研究振興財団協賛による「第16回ベンチャービジネスラボラトリー(VBL)学生アイディアコンテスト」が開催されました。
 本コンテストは、学生のアントプレナーマインドの醸成、将来の起業家の育成、および学生のキャリアパス形成を人材育成の側面から支援し、新たなイノベーション創出の萌芽となることを期待し、1997年から開催されており、今回で16回目となります。
 当日は、起業経験者や弁理士、会計士など各分野の専門家を審査委員に迎え、応募総数13チームの中から、ファイナリストとして選出された8チームがプレゼンテーションを行い、活発な議論が展開されました。
 近年の発表内容は、学生の研究課題に関する内容ばかりではなく、本学の活性化やブランド化に関する内容および地域連携等、サービスの提供という視点で練られたアイディアが少なくありません。学生が様々な視点で考えていることがうかがえ、また、長年にわたって本コンテストの審査委員を務めている外部有識者からは、応募されたアイディアの事業化に向けた有望性やプレゼンテーションスキルの向上等について、高い評価を得ています。
 今後も、学生のチャレンジ精神に応える本コンテストをとおして、新たな価値を生み出し、社会が必要とするグローバル人材の輩出につなげていくことが期待されます。

【 コンテスト入賞者 】
 
課題名
チーム
最優秀賞
1滴の血液から1分で
がんを診断するセンサーの開発事業
セーボレー 那沙
(工学府生命工学専攻・博士1年)
2位
インキュベーション
特別賞
絹の再生医療材料のビジネス化
北山 香澄
(工学府生命工学専攻・修士1年)
3位
温度感受性マイクロミセルエマルション
を利用した温度履歴センサー
芥川 一成
(農学府連合農学研究科・博士2年)
4位
通電加熱アルマイト触媒を用いた
新型改質反応器の提案
奥野 千央
(工学府応用化学専攻・修士1年)
教育研究振興財団
特別賞
「宇宙ゴミを減らそう!」
-綺麗な宇宙を子供たちへ-
勅使河原 直人
(工学府機械システム工学専攻・修士1年)
 
 
 
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