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◎ 特別講演会 −循環型社会を目指して−
「未来の子供たちのために−川崎病の発見とその後の展開−」を開催

 6月27日(水)、府中キャンパスにおいて、特定非営利活動法人日本川崎病研究センター理事長の川崎富作氏を講師に迎え、「子供たちの未来のために−川崎病の発見とその後の展開−」と題した特別講演会が開催されました。
 この特別講演会は、魅力ある大学を創出する取組として、本学の基本理念である「循環型社会の実現」をテーマに毎年開催しているもので、今回で第13回目となります。
 講演会には松永是学長、西村直章総務・財務担当副学長をはじめ役職員、学生、一般の方々約150名が参加し、百鬼史訓広報・国際担当副学長の司会・進行により、水谷哲也農学部附属国際家畜感染症防疫研究教育センター教授から、川崎病の現状、川崎先生の略歴が紹介された後、川崎富作先生から最初の患者の診察の経緯、症状の詳細など、スティーブンス・ジョンソン症候群や猩紅熱との差異を交えながら、詳しい説明が行われました。
 また、講演後の質疑応答では、多くの参加者から川崎病に罹患した子供の症状や対処法についての質問や相談があり、その一つ一つに丁寧に応じられ、闘病生活に対する不安を和らげ、また適切な対処の道筋を示すなど非常に有意義な講演会となりました。
 
 
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