学内の動き U来訪・訪問
◎ ベトナム・カントー大学学長一行が来学
 3月16日(金)、ベトナム社会主義共和国カントー大学の新学長に任命されたHa Thanh Toan学長およびLe Viet Dung副学長が来学し、松永是学長を表敬訪問しました。
 今回の学長表敬では、Toan学長から、これまでのカントー大学に対する本学の協力に対する謝辞が述べられ、今後も連携をさらに強化し両学の国際的な活動にも寄与していきたい旨が述べられました。これに対して、松永学長からは、本学の国際事業についての説明およびASEANの中においてもベトナムとの連携を深めていきたい旨が述べられました。
 カントー大学は1966年に創立され、ベトナム政府による国際化重点大学の一つに指定されている総合大学で、メコンデルタ地区の中心的な大学としてベトナムの最先端の農業研究所を有しており、メコンデルタに関する研究の中心的な役割を担っています。
 本学とカントー大学は、1996年4月に大学間協定を締結しており、本学の大学間協定締結校の中では長く協定締結している大学のひとつです。現在は、平成21年度に採択されたJSPSのアジア・アフリカ学術基盤形成事業として、「地域エネルギー自給率向上のためのグリーンバイオマス研究基盤の形成」において、カントー大学は協力大学のひとつ(その他の協力大学は、インドネシア・ボゴール農科大学、タイ・ナレスアン大学)となっています。また、「現場立脚型環境リーダー育成拠点形成」においても、海外の研究・教育拠点(R&E Base)のひとつとなっており、学生の相互派遣も行われています。
 
 
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