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◎ 科学博物館友の会「伝統工芸会」第30回作品展「学びたい守りたい
先人の心」を開催

 2月12日(土)〜18日(金)、科学博物館本館において、科学博物館友の会「伝統工芸会」第30回作品展「学びたい守りたい先人の心」が開催されました。
 科学博物館は、大学博物館であると同時に一般市民の生涯学習の場として地域に開かれており、科学博物館友の会「伝統工芸会」の工芸第1部門〜第5部門の12グループには、一般市民約250名の会員が所属しており、毎月2〜4回、定期的に活動しています。
 本作品展は、各会員が1年間の研鑽の成果を発表する場として毎年2月に開催しており、各グループにおいて会員ひとりひとりが手作りで、また、古来からの道具を用いて作品を製作し、日本の伝統文化の素晴らしさを披露してきました。さらに、ボランティアの繊維技術研究会会員から、連日繊維機械の動態展示や解説がありました。
 会期中は来館者が毎日300名前後、合計約1,900名と大盛況で、その多くがわら細工の素朴さ、織物の優美さ、木の紬瑠かごのしなやかさ、組ひもの美しさ等々におおいに魅了され、動態展示や解説を楽しんでいる様子が見受けられました。
 
 
 
 
 
紬瑠(つる)かご   藍染
 
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