学内の動き T行事・イベント
◎ 農学部各学科で模擬授業・一日体験教室を開催
◇ 応用生物科学科
 8月17日(火)、府中キャンパスにおいて、体験教室・模擬授業を午前および午後の二部制で開催しました。
 当日は、「遺伝子組み換え食品について」と題した講義および、PCRを用いてお酒に強い人、弱い人を遺伝子診断する「DNA抽出とヒトのアルコール分解酵素の解析の実験」が行われました。
 6月上旬の申込み受付開始とともに募集定員の30名に達するなど、身近で関心の高い内容であったこともあり、参加者ならびに同伴者は、熱心に聴講するとともに興味深く実験するなど、大盛況となりました。

◇ 地域生態システム学科
 8月19日(水)、府中キャンパスにおいて、2010夏の模擬授業「人と動物の関わりを考える」を開催しました。
 当日は、96名が参加し、甲田菜穂子准教授(共生持続社会学)と金子弥生准教授(野生動物保護学)によるコラボレーション授業では、動物と人間の関わりについて、心理学、生態学それぞれのアプローチからの講義内容や研究例について、各教員の体験や人生哲学を交えて紹介が行われました。
 参加者のアンケートでは、「とても興味が持てた」、「興味が持てた」が89%となるなど、学科講義内容への関心の高さがうかがえ、「こんなに自分の興味にぴったりな講義があるんだなあとうれしかった」、「動物への関心がさらに高まった」、「分理両方の観点からのお話はとても視野が広がった」、「地域生態システム学科はとても幅広い学科だということがわかった」等の感想がありました。また、「他にも模擬授業があれば参加したい」という意見が多くあり、とりあげてほしいテーマとして、「希少生物」、「自然農業」、「樹木について」等の47項目と、幅広い希望がありました。
甲田菜穂子准教授
金子弥生准教授

◇ 環境資源科学科

 8月21日(土)、府中キャンパスにおいて、第6回環境資源科学科1日体験教室を開催しました。
 当日は、首都圏を中心に46名の高校生(高等専門学校生を含む)が参加し、船田良学科長による開会の挨拶の後、環境と資源に関わりの深い七つのテーマに分かれて、各担当教員の指導のもと、実験や実習を行いました。
 1日体験教室には、一人でも多くの高校生に理科への関心を深めてもらえるよう、本学での研究の現場を実際に体験する機会を高校生に提供するとともに、近年問題となっている高校生の理科離れを防ぐ目的があります。
 参加した高校生からは、「大学や研究室の雰囲気や研究していることを体験できてよかった」、「環境資源科学科の分野に興味があり、実際の研究内容を知ることができた」、「高校ではやらないような実験をすることができ、この学科にとても興味が湧いた」といった感想が寄せられ、貴重で有意義な体験教室となりました。
環境資源科学科 実習風景

◇ 生物生産学科(予定)  11月13日(土)、14(日)、府中キャンパスにおいて、生物生産学科の説明会、体験教室を予定しています。詳細は生物生産学科のホームページをご覧ください。
 
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