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◎ グリーンバイオマス研究プロジェクトの公開セミナーを開催
 12月14日(月)、府中キャンパス第2講義棟視聴覚教室において、グリーンバイオマス研究プロジェクト(GBP)公開セミナーが開催されました。
 当日は、地球温暖化防止のために自動車燃料(ガソリン)の代替品として注目されているバイオ燃料(エタノール)生産に関する情報提供を目的として、Armando Kazuo Fujii客員教授から「Biomass fuel in Brazil」、石ア晴記特任教授から「バイオリアクターの開発」と題した講演がありました。
 Fujii客員教授は、ブラジル・サンパウロ州立カンピーナス大学農業工学部教授として「農畜産物加工技術」を研究しており、現在生産されるバイオ燃料の中でエネルギー利益率が最も高いブラジルのバイオエタノールの現状と未来について、石ア特任教授からは、オエノンホールディングス株式会社で苫小牧での「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」の開発研究を担当され、企業における固定化グルコースイソメラーゼを用いた異性化糖製造の開発過程についての講演がありました。
 当日は、プロジェクト関係者を含む約40名の教員、学生が聴講し、質疑応答では、学生から「実業界の研究開発における厳しい現実が、大変参考になった」などの意見がありました。
 
< Armando Kazuo Fujii客員教授 > < 石ア晴記特任教授 >
 
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