学内の動き U来訪・訪問
◎ 本庶佑総合科学技術会議常勤議員、
テニュアトラック制度の視察のため本学を来訪

 7月15日(水)、本庶佑総合科学技術会議常勤議員が、テニュアトラック制度の視察のため本学を来訪されました。
 本庶議員は、わが国の科学技術政策の方向性を定める総合科学技術会議において、テニュアトラック制度の導入に尽力されており、本学では、平成18年度文部科学省科学技術振興調整費「若手研究者の自律的研究環境整備促進」事業に採択されてから4年目を迎え、テニュアトラック制度を主軸とした人事制度改革に取り組んでいることから、現状の把握に至ったものです。
 当日は、小畑秀文学長による本学の紹介に続き、中川正樹若手人材育成拠点運営委員長から本学のテニュアトラック事業の紹介があり、科学技術振興調整費の支援期間終了後を想定して、既に3年度目から独自予算によるテニュアトラック制度を導入している点が特に評価されました。
 その後、農学系2名、工学系2名のテニュアトラック教員の研究室を順次訪問され、各研究者から研究概要についての説明を受けるとともに、実験室を見学されました。最後に、本庶議員とテニュアトラック教員との意見交換会が開催され、本学を選んだ理由が話題になるなど、和やかな雰囲気の中にも真剣な視察が行われました。
 
 

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