◎ 東京農工大学農学部附属硬蛋白質利用研究施設
設立40周年記念式典を挙行

 5月16日(月)、ホテルニューオータニ(千代田区紀尾井町)において、東京農工大学農学部附属硬蛋白質利用研究施設設立40周年記念式典を挙行しました。
 当日は、小畑秀文学長、西山敏夫農学部附属硬蛋白質利用研究施設長による挨拶に続き、来賓として磯田文雄文部科学省研究振興局長から祝辞があり、進藤秀夫経済産業省製造産業局紙業生活文化用品課長、西川公也衆議院議員小渕陽平秘書による祝辞の代読がありました。
 本研究施設は、皮革関連分野の教育・研究の推進および国内産業界との連携や国際的対応を担ってきた通商産業省工業技術院東京工業試験所第7部の廃止決定に伴い、当時の通商産業省、文部省及び産業界の協議により、多くの研究実績がある本学農学部に役割を継承させることとして、昭和44年6月に皮革研究施設として設置されました。
 現在では、学外研究機関や企業等との連携を積極的に行っており、動物タンパク質のうち、皮の主要タンパク質であるコラーゲン(真皮)、ケラチン(毛と表皮)などの硬蛋白質とこれに関連した生体高分子の生物学的機能と構造並びに物性の解析とその利用について教育・研究を行っています。
 
<文部科学省磯田研究振興局長> <経済産業省製造産業局進藤紙業生活文化用品課長>
 
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