◎ 在英日本大使館でブライトン大学と合同セミナーを開催

 5月11日(月)〜14日(木)、小畑秀文学長、小野隆彦広報・国際担当副学長、遠藤章特別名誉教授らが英国を訪問し、ブライトン大学と本学の主催による合同セミナーに出席しました。
 5月11日(月)、在英日本大使館内では、Japan Societyが共同スポンサー、また在英日本大使館、独立行政法人日本学術振興会、独立行政法人科学技術振興機構、日本貿易振興機構の後援により、英国と日本との交流150周年を記念する「UK-Japan150」の公認イベントとして、またブライトン大学創立150周年を祝うイベントとして、合同セミナー「国際産学連携におけるイノベーション:大学はいかにイノベーションをサポートできるか」が開催され、オープニングでは在英日本大使館の岡公使から祝辞をいただきました。
 小畑学長の挨拶の後、両国の産学連携政策に関する講演、両国の研究者及び企業関係者から産学イノベーションをテーマに講演が行われ、80名ほどの参加があり、活発な議論が行われました。
 12日(火)日からはブライトン大学に会場を移し、両大学の研究成果を発表する「リサーチセミナー」が開催され、30名ほどの研究者が活発な意見交換を行いました。13日(水)には、日英両国の学術支援機関が助成制度の紹介を行なう「ファンディングセミナー」を開催し、50名ほどの参加者により日英の共同研究や研究者交流の助成機会の可能性について活発な質疑応答が行われました。
 14日(木)には、両大学の包括的で組織的な大学間交流の今後の展開や発展について協議し、工学分野だけでなく、農学・バイオ分野でも共同研究を推進していくこと、語学教員の相互派遣や新たな学生交換制度としてサマープログラムをパイロット的に開始すること、継続的な意見交換を行うTV遠隔会議を行うことなど、今後両大学間でさらなる協力を推進していくことに合意しました。
 
<在英日本大使館で挨拶する小畑学長>
 
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