◎ 平成20年度公開講座を開催(遺伝子操作アドバンスコース)を開催

 - 1月21日(水)〜1月23日(金) -
 本コースは、初心者を対象として、実習を通じて遺伝子操作の基礎を学んでいただくもので、遺伝子実験施設の設置当初より公開講座として実施しています。
 参加者は大学教員や民間企業の研究開発担当者が多く、社会人を対象としたリカレント教育として評判が高いものです。
 実習内容は、大腸菌を培養し、組換えタンパク質の発現を誘導します。次に、回収した大腸菌から組換えタンパク質を精製し、SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により検出し、抗体との反応により目的のタンパク質であることを確認します。関連の講義を含めて、遺伝子実験施設の専任教員が全てのプログラムを担当しています。
 参加者の中には遺伝子実験施設公開講座のリピーターも多く、本公開講座に対する受講生の満足度が高いと言えます。参加者もお互いに顔見知りとなり、異分野間の情報ネットワークを通じて、各自の得意な分野を拡大するのに役立つことが期待されます。
 
  
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