◎  「母校に戻ろうキャンペーン in 農工大」説明会を開催
 3月8日(土)、府中キャンパス2号館において、平成18年度文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成採択事業『理系女性のエンパワーメントプログラム』」の一環として、「母校に戻ろうキャンペーンin農工大」説明会を開催(女性キャリア支援・開発センター主催)しました。
 本説明会は、卒業生を対象とした科目等履修生・研究生の学費減免制度や、再チャレンジする社会人を対象とした授業料減免制度、獣医学科での女性獣医師の再教育支援プログラムなど、多くのプロジェクトが東京農工大学で始動しており、これらを包括的に紹介し、また卒業生が本当はどういったブラッシュアップを希望しているのか把握することを目的として開催されました。
説明会では、女性キャリア支援・開発センターおよび「母校に戻ろうキャンペーンin農工大」の概要、卒業生学費減免制度と現在の教育組織の特色や構成に関する説明を行った後、府中総合情報メディアセンターの端末を用いて、農工大のeラーニングシステムや女性卒業生限定「農工大SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」の説明と体験会を行いました。
 説明会の最後には、農学府仲井まどか准教授による「有機農法と植物保護〜農薬を使わない農業は可能か?〜」と題するブラッシュアップショート講座を開講し、参加者にとっては講義を再体験する機会となりました。
 当日は、全国から幅広い年齢層の46名の卒業生の参加がありました。久しぶりの母校に懐かしさを感じながらも、学び直しの場として真剣に母校を見つめなおす参加者の姿が印象的でした。今後、参加者から寄せられた意見を参考にして、卒業生のブラッシュアップの機会を広げる企画の提案を行っていく予定です。
 
  
   
←前の記事〉                                              〈次の記事→

470号目次へ戻る