サークルの学生が、国際大会等で大活躍
-オリエンテーリング部、少林寺拳法部、航空研究会-

1.農学部4年 米谷法子さん
    WUOC(世界大学オリエンテーリング選手権大会)結果を学長へ報告
 オリエンテーリング部員で農学部地域生態システム学科4年の米谷法子(よねや のりこ)さんが、8月17日にスロバキアで行われた世界大会の結果について、9月19日(火)に小畑学長室を訪れ報告しました。
 
 米谷さんからは、大学院入試や研究との兼ね合いで調整が難しかったこと、初めての海外でいろいろな体験ができて有意義だったこと、結果は77人中47位だったが目標であった日本人最高位(過去の大会を含めて最高位)でゴールインできたこと、周りの方に支えられた感謝の意などが学長へ報告され、機会があったらまた世界の舞台で戦いたいとの意欲溢れる決意表明がありました。これに対し、学長からは健闘を讃える祝辞が述べられ、更なる活躍を期待する旨の言葉がありました。 
 
 また、米谷さんからは、9月に長野県で行われたインカレ(日本学生オリエンテーリング選手権大会)においても個人優勝を果した旨の報告もありました。
 米谷さんには、今回の経験を糧に、大学院進学後もより一層活躍されることを期待します。 
 
  
2.工学部4年 辻優希さん
    少林寺拳法の国内・国際大会において優秀選手に選ばれる
 少林寺拳法部員で工学部生命工学科4年の辻優希(つじ ゆうき)さんが、5月に行われた少林寺拳法関東学生大会運用法女子の部で優秀賞を受賞しました。辻さんは昨年度の同大会でも優秀賞に輝いており2年連続の受賞となりました。その後、福井県で開かれた32カ国の学生が集う少林寺拳法国際大会においても日本代表として出場し、総合得点1位で優秀賞に輝くなど、この1年間に数回の優秀賞を獲得しています。
 
 現在、辻さんは、2009年にインドネシアで開催予定の国際大会出場を目標に掲げており、そのステップとなる国内大会に向けて更に技術・技を磨くために練習に励んでいるとのことで、充実した日々を過ごしており、良い成績が期待されます。
 
<受賞経歴>
2005年 5月 第42回少林寺拳法関東学生大会 女子運用法有段の部 優秀賞
  2005年10月 少林寺拳法国際大会 女子運用法の部 優秀賞  
2005年11月 第39回少林寺拳法全日本学生大会 運用法女子の部 優秀賞
2006年 5月 第43回少林寺拳法関東学生大会 運用法女子の部 優秀賞
                    女子組演二段以上の部 優秀賞
 
 【 少林寺拳法について 】
 少林寺拳法は日本発祥の、誰にでもできる護身を目的とした武道です。辻さんが活躍している運用法の試合は、防具をつけた試合形式で行われ、少林寺拳法の技術を正しく活用できているかの評価と、突き・蹴りの打撃技術に対し「技あり」「有効」などのポイントがつき、その総合得点で競います。その中で総合得点の高い2名が選出され、優秀賞が授与されます。
 国際大会は、それぞれの地区大会、全国大会を勝ち、選抜された32ヵ国の優秀拳士が集まり開催されます。全日本学生大会においても、同様に各地区の選考会で選抜された学生拳士が出場でき、同様にして2名に優秀賞が授与されます。
 少林寺拳法部webページ : http://www.tuat.ac.jp/~syorinji/
 
  
3.航空研究会(鳥研)
    数々の歴史を刻んできた「鳥人間コンテスト」に念願の初出場!
 航空研究会(鳥研)が、7月に滋賀県琵琶湖岸で開催された歴史ある「第30回鳥人間コンテスト」に初出場を果しました。
 航空研究会は鳥人間コンテスト出場を目的に発足し、わずか創部3年目を迎えたばかりのサークルですが、全くノウハウがない状態から部員たちの過酷な努力によりコンセプト作りから設計までを製作し、厳しい審査をくぐりぬけ、見事本選への出場切符を勝ち取りました。
 結果は、滑空機部門で28チーム中15位、飛行記録は42.7メートルの結果でしたが、航空研究会代表の工学部機械システム工学科2年の川島光雄(かわしま みつお)さんは「記録は決して長いと言えないが、大会で飛び立つ時には大きな達成感を得ることができました。」と話していました。
 来年以降はさらに記録を伸ばして上位進出を目指せるよう期待しています。
 なお、この大会模様は9月にテレビ放送され、農工大航空研究会の華麗なる姿を全国の方に披露しました。
 
 
   
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