◎ 農工大がスーパー産学官連携本部(全国で6大学)に採択
 文部科学省は、大学内の研究リソースを結集し、組織的に産学官連携を推進するための新体制を構築することによって、海外主要大学と伍した産学官連携体制の構築や組織的な共同研究の推進、積極的な民間資金の獲得等を目指すことを目的に平成17年度から新たに「スーパー産学官連携本部」の設置機関を公募しました。
 選定対象は「大学知的財産本部整備事業」の実施34機関で、23件の申請があり、東京農工大学が東京大学、京都大学等の旧帝大に伍して「スーパー産学官連携本部」の設置機関として選定されました。
 「スーパー産学官連携本部」に選定された機関は、東京農工大学、東京大学、東京工業大学、京都大学、大阪大学、奈良先端科学技術大学院大学の6大学だけとなりました。
 また、平成15年度から実施している「大学知的財産本部整備事業」について、文部科学省の中間評価が実施され、東京農工大学は最高評価 のA 評価となりました。これは、本事業の達成度等について評価できるポイント、改善すべきポイントをもとにAからCの3段階で評価したもので、A 評価を受けた機関は、本事業実施機関34機関中 14機関でした。
 東京農工大学は、先の経済産業省の調査及びマスコミ報道でも 企業から「共同研究しやすい大学」として国立大学トップの評価で得ており、大企業と中小企業を問わず、高い評価を得たことは記憶に新しいところです。
 スーパー産学官連携本部の採択実績は、これによって、東京農工大学が、「官」・「産」の評価がとも高い大学として、名実共に全国トップの評価を得ました。
   
 
   
                                                      〈次の記事→

438号目次へ戻る