◎ ギナンジャール・カルタサスミタ氏、セルゲイ・イヴァンチェンコ氏に
名誉博士称号を授与

 東京農工大学では3月25日に、インドネシア共和国の経済担当調整大臣等を歴任されたギナンジャール・カルタサスミタ氏、ロシア連邦国立ハバロフスク工科大学長であるセルゲイ・イヴァンチェンコ氏に名誉博士を授与しました。

 ギナンジャール・カルタサスミタ氏は、1965年に東京農工大学を卒業し、インドネシア共和国に帰国後は、官界において要職を歴任され、1988年には鉱山エネルギー大臣、1993年には国家開発計画企画庁長官を、1998年には経済担当調整大臣(複数の大臣の上に位置して、これらの大臣を指揮する一段上の大臣)の要職に就かれインドネシアの経済発展に尽力されました。
 また、国立ハバロフスク工科大学長であるセルゲイ・イヴァンチェンコ氏は、道路建設及び建設機械の専門家であり、さらには、ロシア教育省が所管する様々な高等教育に関する組織において役職に就かれていますが、本学と国立ハバロフスク工科大学の大学間学術交流協定を締結し、国際交流に尽力されました。

 名誉博士授与式は、府中の森芸術劇場において卒業式にあわせて行われ、多数の来賓の方々や本学の卒業生たちが見守る中、執り行われました。
授与式に引き続き祝賀会が行われ、両氏からのスピーチがあり、ギナンジャール・カルタサスミタ氏は、本学の留学生であった頃の話も交えながら日本語で謝意を述べられました。
 
 ギナンジャール・カルタサスミタ氏写真
<ギナンジャール・カルタサスミタ氏>
セルゲイ・イヴァンチェンコ氏写真
<セルゲイ・イヴァンチェンコ氏>
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