第18回日本超音波治療研究会(JSTU2019)の開催にあたり
この度、歴史のある本研究会を、東京農工大学小金井キャンパスにて開催させて頂くこととなりました。今年のテーマは、「令和に奏でるHarmony」とさせて頂きました。多くの研究者の皆様が、手段は異なりますが、同じ目標に向かって時には協力し合い、時には刺激し合って切磋琢磨することで、美しい音色を奏でられることを込めました。また、特に今年は元号が改まり、時代の流れを感じさせるタイミングでもあります。この機会に、昭和〜平成とこの分野でご活躍された4名の先生にご登壇頂く「新しい時代を迎えての次世代への系譜〜温故知新〜」 という特別企画を設定いたしました。この研究会を支えてこられた先輩方の想いを、若い世代へ継承する機会となれば幸いです。
東京農工大学は創起以来、農学部と工学部を主体とする大学として認知されて来ましたが、2019年4月に工学部の改組を行い、工学技術を医療に応用するための教育研究を行う「生体医用システム工学科」を新たにスタートさせました。本学にとってもまさに「元年」となったこの年の終わりに、本研究会を開催させて頂くことを、大変光栄に感じております。今回、超音波治療に関わりの深い皆様が一堂に会し、美しいハーモニーを奏でる機会となることを祈念しております。
どうぞお誘い合わせの上、幅広い方面から研究者の皆様のご参加をお待ちしております。
JSTU2019 世話人代表 桝田晃司
(東京農工大学工学部 生体医用システム工学科) |