年 表

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蚕業試験掛・勧業局試験場時代 〔明治7年(1874)〜明治12年(1879)〕

明治

7.3

内務省勧業寮内藤新宿出張所(現新宿御苑)内に蚕業試験掛が設けられ,蚕業に関する試験・研究及び伝習の業務開始。
8.8 圓中文助イタリーで製糸に関する技術を習得,麹町区内山下町博物館にイタリー・フランス国より購入した製糸機械及び織機を据え付け伝習する。
9.11 内藤新宿の試験場ヘ新築移転。
10. 勧業局試験場となる。
12.5 勧業局試験場を廃止。明治7年以来約150名の修業生を輩出した。


蚕病試験場時代 〔明治17年(1884)〜明治29年(1896)〕

明治

17.4

麹町区内山下町に農商務省農務局の一分課として蚕病試験場設立。
19.10 北豊島郡滝野川村字西ヶ原旧東京山林学校跡地に移転(蚕業講習所時代は官制発布の3月18日を創立記念日としていたが,明治19年10月24日に西ヶ原に移転したのを記念して,大正4年にこの日を創立記念日とした)。
20.4 農商務省農務局蚕業試験場と改称。
24.4 仮試験場蚕事部と改称。
26.4 再び蚕業試験場と改称。


蚕業講習所時代 〔明治29年(1896)〜大正3年(1914)〕

明治

29.3

農商務省農務局蚕業試験場を廃止して蚕業講習所を設立(3月18日)。初代講習所長練木喜三,試験部長松永伍作,伝習部長本多岩次郎就任。
32.3 京都に蚕業講習所設立のため東京蚕業講習所と改称,初代束京蚕業議習所長に沢野淳就任。
35.3 試験・伝習両部の官制を改正して養蚕部,製糸部とし,養蚕講習本科,養蚕講習別科,製 糸講習男生本科,同女生本科,同女生別科の5科に改組。
36.2 沢野所長逝去,2代目所長として本多岩次郎就任。
36.5 常宮・周宮両内親王殿下台臨。
37.6 富美宮・泰宮両内親王殿下台臨。
38.6 皇太子妃殿下行啓。本科男生の入所資格を中学卒業程度とし,修業年限を3ヵ年に改正。
41.5 伏見宮貞愛親王殿下台臨。
41.6 皇后陛下(後の昭憲皇太后陛下),東京蚕業講習所に行啓。親しく優渥な令旨を賜る。
43.5 迪宮(今上陛下)・淳宮(秩父宮殿下)台臨。
43.6 皇太子殿下(大正天皇)行啓。
44.5 原蚕種製造所の官制公布,試験部の事業を製造所へ移管,豊多摩郡杉並村高円寺に移転(後の農林省蚕糸試験場)。残る講習所は教育機関に改組。
大正

2.6

官制改正,農商務省から文部省へ移管。


東京高等蚕糸学校時代〔大正3年(1914)〜昭和19年(1944)〕

大正

3.3

東京高等蚕糸学校と改称,養蚕科,製糸科,製糸教婦養成科設置,初代校長として本多岩次郎就任。
4.6 前年春御養蚕所が青山御所より宮中紅葉山御養蚕所に移り,この年より毎年卒業年次の3年生が宮中紅葉山の拝観を許される。
5.10 創立30周年記念祝賀会と展覧会を開催。皇后陛下行啓。
8.5 養蚕科を第1部(後の養蚕科),第2部(後の栽桑科)に分け,養蚕実科を新設。
8.〜9. 両年にわたり蚕糸大学昇格運動があったが結実せず。
12.9 関東大震災にあい,大損害を受ける。
12.12 規則改正,養蚕学科,栽桑学科,製糸学科と改称。
13. 第49回帝国議会で震災による移転改築が認められる。
昭和

4.2

北多摩郡小金井村に49,318坪の土地を購入。
6.3 府中町中河原に3,161坪の桑園用地を購入。8年以降小金井校舎の予算が付く。
11.4 本多校長,日本蚕糸学会評議員会の席上で倒れ逝去。
11.5 今井五介葬儀委員長となり本多校長の校葬をとり行う。第2代校長として伊東広雄就任。
11.10 創立50周年を迎えたが小金井校舎工事中等のため記念行事を延期。
15.4 小金井校舎完成,小金井へ移転。
16.4 繊維学科新設。
16.10 創立55周年を機に新築落成祝賀会挙行,50年史刊行。
17.11 東伏見宮妃殿下台臨。


東京繊維専門学校時代〔昭和19年(1944)〜昭和24年(1949)〕

昭和

19.4

東京繊維専門学校と改称。繊維農業科,蚕糸科(養蚕・製糸コース),紡織科,繊維化学科 に改組,校長として伊東広雄が引きつづき就任。
20.8 終戦,学徒動員解除,復学,繰り上げ卒業等の措置。
20.9 21年卒業予定者の繰り上げ卒業。
21.4 蚕糸科を養蚕学科,製糸学科に分離。
21.10 伊東校長辞任,第3代校長として本暮槇太就任。
22.10 貞明皇太后陛下行啓。(繊維祭実施中)


東京農工大学繊維学部時代〔昭和24年(1949)〜昭和37年(1962)〕

昭和

24.5

31日国立学校設置法により東京農工大学設置〔繊維学部(養蚕学科・製糸学科・繊維学科・ 農場・工場・繊維博物館)農学部(農学科・林学科・獣医学科・農場・演習林・家蓄病院)〕。7月新入生入学,第1回協議会(昭和26年12月に評議会となる)開催。
26.3 東京繊維専門学校最後の卒業式を挙行。
26.4 繊維化学科設置,蚕糸別科附設,但し繊維化学科の開講は昭和28年度とする(学生定員30名)。
26.7 学内措置の教養部設置。
26.12 附属博物館(標本室)が博物館相当施設の指定を受ける。
27.3 専門学校から大学への切換えで,卒業生なし。
27.9 教養部を一般教育部と改称。この年に本部建設の予算がつき建設を決定。
28.3 大学第1回卒業式を挙行(農学部講堂)。教職課程認可。
28.4 繊維学科を繊維工学科と改称。
29.4 繊維学専攻科認可。養蚕学・製糸学・繊維工学・繊維化学の各専攻を開設,蚕糸別科養蚕専攻を繊維学別科養蚕専修・製糸専修と改称。
29.5 電子顕微鏡室開設。
30.4 一般教育の統合実施(両学部の1年次のみ一本化)。
31.12 東京農工大学創立記念日を5月31日と制定。
32.2 大学歌を制定。
34.4 機械工学科設置。
34.11 第1回農工祭実施。
35.4 工業化学科発足(本年度以降繊維化学科の学生募集停止)。


東京農工大学工学部時代〔昭和37年(1962)〜現在〕

昭和

37.4

繊維学部を工学部と改称。繊維学専攻科を工学専攻科と改称。電気工学科を設置,養蚕学科およぴ別科養蚕専修を農学部に移管。
38.3 繊維化学科終了,機械工学専攻科設置。
39.4 工業化学専攻科設置。
39.4 放射線研究室開設。
40.10 養蚕学科研究室農学部に完成移転完了。
41.3 工学部学生食堂竣工。
41.4 大学院工学研究科(修士課程)設置,製糸学・繊維工学・工業化学・機械工学・電気工学の5専攻開設。工学専攻科規程廃止。化学工学科設置。
42.4 工学部応用物理学科設置。推薦入学制度実施(製糸学科)。電子計算機室開設。
44.4 核磁気共鳴装置室開設。本部事務局の2部1課制が発足。
44.9 農学部本館等の学生による封鎖行為発生(10月に封鎖解除)。
44.12 第7期学長選考に3段階制をとる。
45.4 大学院化学工学専攻設置。
45.4 付属繊維博物館を工学部本館に移転。
45.4 工学部共通講座設置。図書館改築。
46.4 繊維工学科を繊維高分子工学科と改称。
46.4 大学院応用物理学専攻設置。
46.11 第8期学長選考に2段階制をとる。
46.12 講義棟新築完成。
47.4 電子工学科設置。
49.4 生産機械工学科設置。工業高等専門学校卒業生の3年次特別編入学実施。
51.4 数理情報工学科設置。大学院電子工学専攻設置。
52.2 工学部総合会館竣工。
52.4 保健管理センター開設,一般教育部長は一般教育主事に公認される。
53.4 工学部附属界面・混相工学実験実習施設開設。大学院生産機械工学専攻設置。
54.1 国公立大学入試共通1次試験実施,(財)東京農工大学後援会設立。
54.4 資源応用化学科設置。
54.4 繊維工場(新営)完成。
54.5 工学部事務部門中央棟へ移転。
55.4 大学院数理情報工学専攻設置。
55.5 繊維博物館で創基百年展と蚕織錦絵展(鈴木三郎コレクション)を開催。
55.10 大学創基百年・設立参拾周年記念式典挙行。
57.4 製糸学科,繊維高分子工学科を高分子工学科,材料システム工学科に改組。
58.4 工学部機械システム工学科設置。大学院資源応用化学専攻設置。


179ページの年表(画像版)

1997  東京農工大学工学部百年史