学部の森林科学コース、大学院の自然環境保全学専攻森林環境保全学教育研究分野を卒業した学生の声を紹介します。
平成13年度森林科学コース卒業生 大野真美さん
思い出、そりゃあ、実習で築き上げる友情だね。
大学時代にできる知り合いはたくさんいる。
でも、その中でも苦労を共にした友達だからこそ、リンカが
特別な存在になるんだと思う。
実習はそのほとんどが一筋縄では行かない辛い実習ばかり
だけど、得られるものは格別だった。
相手の辛い気持ちがわかる、だから自然と同士に優しく
接する、相手を思いやる気持ちができる。
リンカの実習を通して、本当の一生物の宝物が得られたと
自分は思う。
思い出といいつつも思い出にはしたくないんだけどね、
友情は。
大学入って学び、知ることは、日本の林業の未来の暗さに
全て通じてる気がしたけど、林学選んだこと後悔してないのは、
やっぱかけがえのない友達を得られたからだよね。
だからうちらは思うのさ、林科万歳って。
平成13年度自然環境保全学専攻修了生 飛田恵美子さん
私は今春、東京農工大学農学部大学院修士課程(自然環境保全学専攻)を41歳で終
了しました。当大学院に入学したのは、化学や自然環境の知識が無いのに、やみくも
に開発反対、森林伐採反対と主張する環境おばさんになりそうな気がしたからです。
維持すべき環境の基本は森林だと思い、また、土と水の分析ぐらいは自分でできるよ
うになりたいと思い、森林生態学研究室に入れていただきました。実験や分析に時間
がかかって大変でしたが、無事当初の目的を果たせたと思っています。
卒業後、元の専業主婦に戻りました。今は何をしようか決めていませんが、一市民
として、環境家(?!)として、その場その場で活動すべきことを見つけていこうと思い
ます。
卒業生の皆さんで、現役の林科の学生にこれを伝えたい!これから林科の学生になる若者に一言!という方は、ぜひこのコーナーに投稿よろしくお願いします。投稿はホームページ担当白木(shirakik@cc.tuat.ac.jp)までお願いします。
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