東京農工大学農学部地域生態システム学科森林環境学講座
森林科学コースの理念
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森林は建築材、家具材およびパルプなどの木質系資源の生産だけでなく、土壌を安定させて土砂崩れを防ぎ(国土保全)、「緑のダム」として水を蓄えて(水源かん養)、河川にきれいな水を供給する(水質浄化)とともに、葉からきれいな水を大気に放出し(環境形成)、人間が散策し風景を楽しむレクレーションの場となり(保健休養)、野生動植物が生存する生息地(生物多様性)でもあります。森林が人間にとっていかに重要な存在であるかがわかります。 森林科学コーズでは、環境への負担の少ない木質系資源の持続的利用のための管理手法、国土保全・水源かん養の実態把握・手法開発、すぐれた景観の保全の必要性、野生生物の生息場所の保全の重要性などについて体得し、さらには森林を取りまく環境について学びます。幅広い自然科学および社会科学を基礎にして、森林という現場を基盤とした科学技術を展開し、実践的問題解決能力を持つ専門家(フォレスター)の育成が森林科学コースの教育理念です。 |
森林科学コースの紹介 index
森林科学コースからお知らせ
2002年6月12日開設より 人目のアクセスです。