多羅尾 光徳

オーストリア・ザルツカンマーグート地方にて
   
インド・西ベンガルにて
墺太利・ザルツカンマーグート地方にて

インド・西ベンガルにて


研究のテーマ・内容

微生物が,環境中で何を食べ,何を吐き出し,何に食べられているかを調べ,合理的な生態系管理に役立てる.
 地球上の生物量の大部分は,微生物と植物から構成されています.したがって,生物を通じた地球上の物質循環の大部分は,微生物と植物との間で行なわれていることになります.動物の存在は必ずしも必要ではありません.微生物や植物の生物量からすれば,ほんのつけたし程度の量しかない動物の,さらにそのつけたし程度のヒトが,その巨大な経済活動によって物質循環をかく乱・遮断し,自身の生存の危機につながる環境の悪化をもたらしています.微生物は環境中で餌を食べ,増殖し,代謝物を吐き出し,上位の栄養段階に捕食されます.この微生物の食物連鎖を通じて炭素や窒素などの生元素が生物圏を循環し,ヒトの生存と社会の持続性をもたらしています.環境における微生物の生き様を明らかにすることを通じて生態系の構造と機能を解明し,人と社会が持続できるような,合理的な生態系管理のあり方を追求するのが私の研究の目的です.現在は,以下の内容に取り組んでいます.
 自然環境中にはさまざまな人工化学物質を分解できる微生物が多数棲息しているにもかかわらず,環境中では人工化学物質はしばしば長期間にわたって低濃度で残留します.また,実験室内の純粋培養では分解能を発揮する分解菌を,水や土壌などの環境試料に接種しても,期待通りのはたらきをしなかったり,生残しなかったりすることがしばしばおこります.これらのことは,分解微生物が自然環境においてその能力を発揮することや成長・生残することを制限しているさまざまな環境要因(人工化学物質濃度,温度,pH,光,毒性物質,易分解性有機物,捕食者など)が存在することを意味します.それらを解明することを目的としています.
 丸池で行っている水浄化です.都市公園の池の水を,手間・ひま・お金をかけずに窒素・リンを除去し,植物プランクトンの増殖を抑制して水を清澄(透視度50 cm 以上)に保つのが目的です.水中の窒素は脱窒で除去されていますが,脱窒速度の季節変化を脱窒がおこっている場所(浄化槽,底泥など)ごとに調べて,窒素の除去にどこが一番貢献しているか評価したいと考えています.
 脱窒細菌の研究で伝統的に使われている培地は,有機物濃度が数 g L-1 であったり,硝酸態窒素濃度が 5 mM であったりと,著しく高濃度です.しかし,自然環境では有機物はせいぜい 10 mg L-1,硝酸態窒素も 0.5 mM と低濃度です.これに対して,伝統的な培地を使っては培養できなかったり,脱窒活性を発揮しない脱窒細菌がいるだろうと予想して,より低濃度の培地を使って脱窒細菌を捕まえることを試みました.その結果,低濃度の培地で脱窒活性を示す細菌をいくつか分離することに成功しました.それら脱窒細菌の性質を調べること,実際に環境中で脱窒に関与しているのか明らかにすること,さらに多くの脱窒細菌を捕まえることに取り組みたいと考えています.
 廃水中から窒素を除去することは,富栄養化を防止するうえで欠かせません.窒素除去の手法として脱窒が用いられていますs.しかし,脱窒の中間体である亜酸化窒素(N2O)の発生を抑えることが課題です.N2O は CO2 の 400 倍もの温室効果を有するからです.いっぽうで近年,N2O を発電の材料として使う技術が開発されました.ならば,廃水処理の脱窒過程において N2O をあえて大量に発生させ,かつそれを発電に使えば一石二鳥ではないか.そのように考えて,脱窒で N2O を大量に発生させる技術の開発に取り組んでいます.
 捕食者(原生動物)がいると細菌の代謝が促進されたり,競合細菌がいると代謝が抑制されたりすることがあります.それらが,微生物の食物連鎖を通じた物質循環に及ぼす影響を明らかにしたいと考えています.
 生物濃縮の研究は生食連鎖を通じた濃縮に注目した例ばかりで,腐食連鎖(微生物の食物連鎖)を通じた報告例はほとんどありません.バイオマスでは動物よりも微生物のほうが圧倒的に多く,回転速度(バイオマスの入れ替わり速度)も微生物のほうが動物よりも高いので,微生物の食物連鎖を通じた汚染物質の生物濃縮があるかもしれないと考えています.この仮説を証明するための研究を行っています。
 もみ殻やヤシ殻からつくられた炭を農地に施用すると,土壌が改良され作物の収量が上がったり,温室効果ガスの放出量が減ったりするなどの効果が知られています.ベトナムのメコン・デルタ地域でバイオ炭を用いた低環境負荷型農業が構築できないか,現地の大学と数年間,共同研究をします.バイオ炭が効果をもたらすメカニズムを,微生物の視点から解き明かしていきたいと考えています.
 日本では第2次世界大戦で敗戦以降,大学では軍事研究をやらない,という原則がありました.それが最近,崩れつつあります.大学と防衛省・自衛隊・外国軍との共同研究(軍学共同)が進んでいます.大学での軍事研究は倫理的に問題であるだけでなく,学問の自由の侵害につながる恐れがある,日本の経済・社会の軍事化に手を貸すことになるという理由で反対しています.雑誌に寄稿したり,本を書いたり,講演をしたりして,世論の喚起に努めています.


 これら以外にも,学生諸君には環境問題の原因である人間社会の構造と機能にも関心を持ち,常に「問う」ことの大切さを伝えているつもりです.


所属学会


論 文

  1. Tran, S.N., V.T. Huynh, H.C. Nguyen, V.C. Cong and M. Tarao (2022) Rice husk and melaleuca biochar additions reduce soil CH4 and N2O emissions and increase soil physicochemical properties. F1000Research, 10:1128. (doi:10.12688/f1000research.74041.2)
  2. Hareyama, Y., M. Tarao, K. Toyota, T. Furukawa, Y. Fujii and Masayo Kushiro (2022) Effects of four isothiocyanates in dissolved and gaseous states on the growth and aflatoxin production of Aspergillus flavus in vitro. Toxins, 14(11):756. (doi:10.3390/toxins14110756)
  3. Nguyen, T.K.P., Chau, M.K, K. Ritz, Nguyen, V.S, M. Tarao and K. Toyota. (2020) Potential use of rice husk biochar and compost to improve P availability and reduce GHG emissions in acid sulfate soil. Agronomy, 10:685. (doi:10.3390/agronomy10050685)
  4. Nguyen, V.C.(他9人,10番目)(2019)Acute toxicity and effects of Marshal 200SC on cholinesterase activity and growth performances of tilapia (Oreochoromis niloticus). Can Tho University Journal of Science, 11:135-141. (doi:10.22144/ctu.jsi.2019.121) (in Vietnamese with English summary)
  5. Oikawa, Y.,(他8人,8番目)(2018) Charcoal application farming with livestock for small scale farmers in central Viet Nam. Agroecology for Food Security and Nutrition, Proceedings of the International Symposium on Agroecology in China, 197-210.
  6. Ozaki, H., Co, T.K., Le, A.K.,(他11人,5番目)(2014) Human factors and tidal influences on water quality of an urban river in Can Tho, a major city of the Mekong Delta, Vietnam. Environ. Monit. Assess., 189:845-858. (doi:10.1007/s10661-013-3421-y)
  7. 木戸文香・多羅尾光徳 (2013) 吸リン材とポーラスコンクリートブロックを組み合わせた水浄化を行っている実験池のクロロフィルa濃度に及ぼす水温,リンおよび窒素濃度の影響, 人間と環境39: 2-10.
  8. Hahn, M.W., E. Lang, M. Tarao and U. Brandt. (2011) Polynucleobacter rarus sp. nov., a free-living planktonic bacterium isolated from an acidic lake. Int. J. Syst. Evol. Microbiol. 61: 781-787. (doi:10.1099/ijs.0.017350-0)
  9. Tarao, M., J. Jezbera and M.W. Hahn. (2009) Involvement of cell surface structures in size-independent grazing resistance of freshwater Actinobacteria. Appl. Environ. Microbiol. 75: 4720-4726. (doi:10.1128/AEM.00251-09)
  10. 三堀純・多羅尾光徳・瀬戸昌之(2009)ポーラスコンクリートブロックを用いた地下水中からの窒素除去法,人間と環境35:54-59.
  11. Tarao, M., N. Takeda and M. Seto. (2008) Respiration and carbon balance of the bacterium Pseudomonas sp., a protozoan Tetrahymena thermophila, and a fungus Trichoderma viride in a food chain system with glass beads . Microbes Environ., 23:244-247. (doi:10.1264/jsme2.23.244)
  12. 松野健二・多羅尾光徳・瀬戸昌之(2008)ガラスビーズを用いた培養系における細菌Pseudomonas sp. strain DP-4の脱窒に及ぼす原生動物Tetrahymenta thermophilaまたは糸状菌Trichoderma virideの影響,日本土壌肥料学雑誌79:69-75.
  13. 多羅尾光徳・池内満政・瀬戸昌之(2006)堆肥連用土壌と化学肥料連用土壌における2,4,5-trichlorophenol(TCP)の微生物分解,TCP分解微生物の密度,および土壌溶液の溶存有機炭素量,人間と環境32:141-144.
  14. 申用哲・多羅尾光徳・瀬戸昌之(2005)陸水におけるPseudomonas aeruginosaの生残性を制限している無機塩類を検討するための合成無機培地の有効性,人間と環境31:40-48.
  15. Isobe, K.O., M. Tarao, M.P. Zakaria, H.C. Nguyen, Y.M. Le and H. Takada (2004) Effect of environmental factors on the relationship between concentrations of coprostanol and fecal indicator bacteria in tropical(Mekong Delta) and temperate(Tokyo) freshwaters. Appl. Environ. Microbiol. 70:814-821. (doi:10.1128/AEM.70.2.814-821.2004)
  16. 多羅尾光徳・松野健二・瀬戸昌之(2003)ガラスビーズカラムにおける土壌微生物群集のバイオマスおよび窒素・炭素収支におよぼすpHの影響,人間と環境29:117-121.
  17. Tarao, M., Y. Yamashita, A. Sato and M. Seto (2002) Effects of protozoa and glass beads on bacterial biomass and metabolism in a food chain system of glucose-Pseudomonas sp. strain DP-4-Tetrahymena thermophila. Microbes Environ., 17:128-133.
  18. Isobe, K.O., M. Tarao, M.P. Zakaria, N.H. Chiem, L.Y. Minh and H. Takada (2002) Quantitative application of fecal sterols using gas chromatography-mass spectrometry to investigate fecal pollution in tropical waters: western Malaysia and Mekong Delta, Vietnam. Environ. Sci. Technol. 36:4497-4507. (doi:10.1021/es020556h)
  19. 申用哲・多羅尾光徳・瀬戸昌之(2002)Pseudomonas sp. strain DP-4による2,4-dichlorophenolと2,4,5-trichlorophenolの分解におよぼす可視光の阻害的な影響,人間と環境28:2-9.
  20. 松永潤・多羅尾光徳・瀬戸昌之(2001)純粋培養・混合培養におけるPseudomonas属細菌DP-4株による低濃度・高濃度2,4-dichlorophenol(DCP)の分解後にみられるDCPの残留,日本微生物生態学会誌16:40-47.
  21. Tarao, M., and M. Seto (2000) Estimation of the yield coefficient of Pseudomonas sp. strain DP-4 with a low substrate (2,4-dichlorophenol[DCP]) concentration in a mineral medium from which uncharacterized organic compounds were eliminated by a non-DCP-degrading organism. Appl. Environ. Microbiol. 66:566-570.
  22. 多羅尾光徳・伊藤昌史・瀬戸昌之(1999)いくつかの環境要因が2,4-dichlorophenol-Pseudomonas sp. strain DP-4の純粋培養系における二次速度定数におよぼす影響,人間と環境25:2-7.
  23. 保坂友寛・伊藤昌史・多羅尾光徳・瀬戸昌之(1998)極限環境条件下におけるPseudomonas属の細菌 DP-4 の生存と2,4-dichlorophenolの生分解,人間と環境24:2-9.
  24. 多羅尾光徳・山崎彰子・瀬戸昌之(1997)いくつかの環境試水における高濃度および低濃度の2,4-dichlorophenolの分解と分解菌密度の変化に関する比較研究,人間と環境23:146-155.
  25. 多羅尾光徳・小野塚和之・瀬戸昌之(1997)低濃度の2,4-dichlorophenolに汚染された奥多摩湖の試水におけるバイオレメディエーションの一つの試み,人間と環境23:74-81.
  26. 多羅尾光徳・中澤智徳・瀬戸昌之(1996)液体培地と有機物含量の異なるいくつかの土壌におけるPseudomonas属の細菌 DP-4 による2,4,5-trichlorophenolの分解の比較研究,人間と環境22:152-160.
  27. 竹野泰典・多羅尾光徳・瀬戸昌之(1995)液体培地と有機物含量の異なるいくつかの土壌におけるPseudomonas属の細菌(DP-4)による2,4-dichlorophenolの分解の比較研究,人間と環境21:126-133.
  28. 多羅尾光徳・黒畑朱明・瀬戸昌之(1995)Pseudomonas属の細菌(DP-4)による2,4-dichlorophenol(DCP)分解におよぼすDCPと補助基質の影響,人間と環境21:61-67.
  29. 松本浩一・飯田亮一・多羅尾光徳・瀬戸昌之(1994)細菌の一種Pseudomonas sp.(DP-4)による2,4-dichlorophenolと2,4,5-trichlorophenolの分解に関する比較研究,人間と環境20:96-103.
  30. 多羅尾光徳・本間務・瀬戸昌之(1994)細菌の一種Pseudomonas sp.(DP-4)による2,4,5-trichlorophenolの共役代謝,人間と環境20:2-7.
  31. 多羅尾光徳・瀬戸昌之(1994)土壌と液体培地における2,4-dichlorophenolの微生物分解の比較研究,土と微生物43:9-16.
  32. Tarao, M., K. Tsunozaki and M. Seto (1993) Biodegradation of 2,4-dichlorophenol at low concentration and specific growth rate of Pseudomonas sp. strain DP-4. Bull. Jpn. Soc. Microb. Ecol.(Nihon Biseibutsu Seitai Gakkai Shi) 8:169-174.
  33. 多羅尾光徳・田中緑・瀬戸昌之(1993)地下試水に接種したPseudomonas sp.(DP-4)による2,4-dichlorophenolの分解の再現性,人間と環境19:125-131.
  34. 松本浩一・多羅尾光徳・瀬戸昌之(1993)いくつかの土壌における2,4-dichlorophenolの微生物分解,人間と環境19:68-74.

解説・記事

  1. 多羅尾光徳(2021)環境問題と労働運動・社会運動,学習の友 2021別冊,30-39
  2. 多羅尾光徳(2021)地球の限界と環境問題,経済,308:60-70(2021年5月号)
  3. 多羅尾光徳(2020)パンデミックで問われる自然と社会の在り方,民主青年新聞,2020年11月9日
  4. 多羅尾光徳(2020)学術と軍事の関わりの現段階と反対運動の課題,前衛,986:66-78(2020年4月号)
  5. 多羅尾光徳(2017)「軍学共同」へどう対抗するか ―その現在・背景・これから,前衛,943:59-77(2017年1月号)
  6. 多羅尾光徳(2016)軍学共同に抗する大学自治を支える力,現代思想,44/21:64-72(2016年10月号)
  7. 多羅尾光徳(2016)軍学共同に対する環境科学者の姿勢,人間と環境,42(3):1
  8. 浜田盛久・多羅尾光徳(2016)日本の宇宙開発の歩みと軍事利用 平和利用回帰への課題,経済,246:52-57(2016年3月号)
  9. 多羅尾光徳(2016)投稿規定に書かれていない文章ルール,人間と環境,42(1):88-91
  10. 多羅尾光徳(2015)学問の軍事化への危惧,人間と環境,41(3):38-41
  11. 多羅尾光徳(2014)科学・技術論文における図の正しい作法,人間と環境,40(3):59-63
  12. 多羅尾光徳(2014)環境問題が問う社会と政治(上・下),民主青年新聞2014年4月21日・5月5日
  13. 多羅尾光徳(2011)宇宙のロマンは平和でこそ,いつでも元気,248:1(2012年5月号)
  14. 多羅尾光徳(2011)環境問題を考える視点−ヒトは社会と自然の二つの環境に支えられている,前衛,874:206-231(2011年9月号)
  15. 多羅尾光徳(2011)都大教の掲げる要求と共同の取り組み,全大教時報,34:31-43.
  16. 多羅尾光徳(2010)人と社会の環境学,民医連医療,2010年5月〜2011年8月
  17. 多羅尾光徳(2009)「地球温暖化懐疑論」を考える(上・下),民主青年新聞,2009年11月23日・30日
  18. 多羅尾光徳(2009)国立大学法人の公共性をむしばむ知的財産保護,日本の科学者44:66-71.
  19. 多羅尾光徳(2006)自民党・新憲法草案と大学の自治,人間と環境32:65-66.
  20. 多羅尾光徳(2005)海外在住者の国政選挙投票権についての問題とその改善のための一提案,日本の科学者40:678.
  21. 多羅尾光徳(2005)選挙制度がもたらした巨大与党,人間と環境,31:153.
  22. 多羅尾光徳(2005)不法投棄現場の原状回復事業をめぐる住民間の "温度差",人間と環境31:22-24.
  23. 青木和光・小河勉・多羅尾光徳・友田滋夫(2004)ポストドクター研究者制度の現状,日本の科学者39:228-234.
  24. 多羅尾光徳(2003)ヴィエトナム,メコン・デルタの農業の現状と課題,人間と環境29:28-31.
  25. 多羅尾光徳(2001)遺伝子組換え植物への不信感,日本の科学者36:604-605.
  26. 多羅尾光徳(2000)行政の提案する新たな廃棄物処理の方向は何をもたらすか,日本の科学者35:175-179.
  27. 多羅尾光徳・多羅尾治子(1999)自治体の廃プラスティック類再資源化事業−現在の動向と多摩川衛生組合における事例−,人間と環境25:115-123.
  28. 多羅尾光徳(1998)微生物で環境を浄化する,民医連医療,No310.62-63.
  29. 多羅尾光徳・瀬戸昌之(1996)低濃度の塩素化フェノールの微生物分解と分解微生物の成長,人間と環境22:23-37.

著 書

  1. 池内了・青井美帆・杉原浩司編(2017)亡国の武器輸出 防衛装備移転3原則は何をもたらすか,合同出版(共著)
  2. 多羅尾光徳ら(2017)「軍学共同」と安倍政権,新日本出版社(共著)
  3. 池内了・小寺隆幸編(2016)兵器と大学 なぜ軍事研究をしてはならないか,岩波ブックレット(共著)
  4. 日本科学者会議編(2004)GUIDEBOOK 研究の方法,リベルタ出版(共著)


書 評

    1. 浅見輝男「福島原発大事故−土壌と農作物の放射性核種汚染」アグネ技術センター出版(日本の科学者,46 印刷中)
    2. 小島道一(編)「アジアにおける循環資源貿易」アジア経済研究所(人間と環境,31:156-157)
    3. ジョゼ・ボヴェ,フランソワ・デュフール「地球は売り物じゃない!−ジャンクフードと闘う農民たち−」紀伊國屋書店(人間と環境,27
    4. 市民エネルギー研究所「2010年日本エネルギー計画」ダイヤモンド社(人間と環境,21:91-92)
    5. 浅井基文「新保守主義−小沢新党は日本をどこへ導くのか」柏書房(人間と環境,19:158-159)


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