東京農工大学環境資源科学科

近江正陽(おおみまさはる) 准教授 
生活環境分野


研究室で行っている研究の内容

  植物資源,特に木材は持続的生産が可能で,地球上で最も蓄積量が多い材料です。さらに,その形成過程では温室効果ガスである二酸化炭素を吸収し,炭素を材内に蓄積することにより地球温暖化を防いでくれる性質も持っています。近江研ではこういった植物資源・木質資源の特性を生かし,環境に優しい材料の創成を行っています。特に,接着技術により木質資源の欠点を改良した木質材料の製造と特性を明らかにすること,化学的な方法で木材に新たな機能を付与すること,さらには木材の未知の性質を調べ,明らかにしていくことを行っています。

主な担当授業科目とその内容

  1 年生では専門科目である「住環境学」の一部を担当しております。皆さんが考える“環境”とは違い,住環境=家の中の環境は小さな環境ですが,物理学的な環境や化学的な環境,さらには生物学的な環境があり人間の健康や生活に与える影響は小さくないことを理解してもらうことを学んでもらいます。 2 年生では「エコマテリアル学」を他の先生と分担で担当しており,環境に配慮した材料,すなわち“エコマテリアル”の考え方を学んでもらいます。 3 年生では「森林資源利用学」のうち森林資源である木材の接着技術やさらにそこから作られる木質材料について教えています。また, 2 年は基礎物理学実験および 3 年で木質資源の利用に関する実験を担当しています。

環境資源科学科を希望する受験生に向けて

 環境資源科学はその名の通り,自然科学を基礎とした環境と資源に関係する総合科学です。また,違う言い方をすれば“化学”,“生物”,“物理学”そして“地学”のすべてがベースとなっている研究分野であるとも言えます。つまり,環境資源科学科は,環境問題や資源問題やその解決方法の模索の中で得意な分野を生かしながら,方向性を見つけられる学科であると言えます。我々と一緒に環境問題や資源問題を考え,それを解決する方法を考えてみませんか?多くの方々の受験を待っています。

より細かい情報

研究室 Homepage :ただいま作成中
研究室名:生活環境分野・近江研
居室:府中  1 号館 3 階 312 号室
専門分野:木質改良学,接着学,木質材料学,化学加工学