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2019 東京農工大学 農学部 環境資源科学科 模擬授業


2019年の模擬授業を7月20日(土) 13:30~15:00に開催します!



 環境資源科学科では,今年も模擬授業を以下の要領で開催します。
この機会に東京農工大学の雰囲気と環境資源科学に関係する授業を少しだけ味わってみませんか?


「環境汚染は人類を滅ぼすか? 〜化学物質の利用と汚染概論〜」
(渡邉 泉先生)

 問いかけを、つねに胸に抱き続けるというのは大学生にとって非常に重要なことと なります。世界のものごとをより良くしていく推進力は、間違いなく「問いかけ」と、 それに対応していく「実行」のセットです。とくに前者は疑問を抱く能力とも言え、 想像力とも言い換えられます。そのため、大学の授業はただ学ぶだけでなく、自分で 考え、疑問を発見する能力を鍛える時間でもあります。 さて、地球生態系のなかで、ヒトの存在を特別にしているのは“科学”と“技術” です。大型哺乳類でありながら74 億もの個体数をほこり、生息する地球環境さえ改 変していると考えられていますが、それを可能にしているのは科学技術です。人類が 獲得した科学技術は、“容易に死なない(豊かで健康を保つ)”という恩恵をもたらし ていますが、一方で、過剰の利用によって自分の首を絞める事態を招いている、とす ればどうでしょう? 模擬講義では、とくに「化学物質の利用」に焦点を当て、現状 の問題と、どのように推移してここに至ったか? それを考えるヒントを提供したい と思います。人類はどこで進む道を大きく曲がったのか、それは“正しいこと”なの か。これからの世界を生きていく上で、将来を担うみなさんが目指す方向はどっちな のか? われわれ環境資源科学科は「人類の未来を“救う”科学」を追求しています が、その中で、環境汚染の問題に取り組む分野から、上の問いかけのヒントとなる話 題を提供したいと思います。この講義から、考え始めてみてください。

図 今も存在する東京都内の、とある重金属汚染地とその化学分析の様子(分析は農工大)



「環境調和型材料としての紙の可能性 〜紙の生産量・歴史と紙の構造・性質〜」
(小瀬 亮太先生)

 近年、持続可能な社会の構築に向けて、一層の努力が求められている。材料分野に おいては、材料が人にとって有益な機能を持つことは当然として、再生可能資源を原 料とすること、製造・廃棄プロセスが環境調和型であることなどが求められている。 紙は、現在国内で2700万トン、世界で4億トンの生産量がある。この生産量はプラ スチックスの生産量と同等以上である。また、紙は2000年以上の歴史を持ち、現在で は紙の原料のほとんどが再生可能資源である木から得られている。一方、紙を構成す るパルプ繊維は、分子オーダーからマイクロメートルスケールまで緻密な構造を有し ており、この構造が様々な紙の性質を生み出す原因となっている。 今回の授業を通じて、環境調和型社会の中での紙の果たす役割や可能性について一 緒に考えてみたいと思います。

紙の電子顕微鏡画像



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