生物制御化学研究室への分属・進学を希望する学生へ

icon 1. 私たちの研究室では

icon 2. 研究手法

icon 3. 研究テーマ

icon 4. 研究室での生活

icon 5. 進路

icon 6. 研究室訪問



4. 研究室での生活

日常生活

 最も基本的なことは、各人が独立のテーマを持ち、個々の責任で実験を進める、ということです。

 10時から5時まではきちんと研究室に来て実験・勉強をする、というのが基本原則です。「3.研究テーマ」に書いたように、一人ひとりが行う研究は大きなテーマの一部分である場合が殆どです。従って、実際に自分で実験をできるのは、我々の研究全体からすると一部分になってしまうことが多々あります。隣の人が自分とは違う段階の、あるいは、手法で研究している場合、それを見て知識を得ることも重要です。仲間同士の方が気楽にいろいろ聞いたり議論することができるということもあるでしょう。従って、大部屋で同じ時間に複数の人が実験をすることは重要だと考えています。

 実験の相談は、あらかじめ相談する日時を調整することもありますが、できるだけその場で行うようにしています。実験の相談は研究室における最も重要な時間だと考えています。実験科学は 仮説→実験による証明→次の仮説→実験・・・という繰り返しで次第に真実に近づいていくものです。「どういう実験を」「どのような方法で」行ったかを簡潔に説明し、「どのような結果が出たか」「その結果をどのように判断したか」を示して、「次にどのような実験を計画するか」ということが、順序よく話せるようになって、はじめて研究者としての入り口にたてるのではないかと思います。ときどき「このような結果が出ました。先生どうしましょう。」という人がいますが、それでは「大学卒業」の資格を得るには値しないと思います。
 先生との相談は、これまでの実験結果と本や文献に書かれていることから考えて、研究を進めるために最も必要な実験は何か、次に重要な実験は何か、時間に余裕があったらしておいた方がよい実験は、・・・と整理していく作業です。逆に言えば、実験を行っている人が、どうもこういうことが考えられそうだけど、先生はそのようなことは無いと言う、なにか最初の仮定に反するような結果に思えるがその結果に自信がない、といった不確定な要素は議論のしようがありません。このような場合には実際に実験をしている人の観察力や洞察力がモノをいいます。そういうときは「内緒の実験」と称して、実験の相談では候補にあがらなかった実験を密かに進める(あくまでも、相談で行う必要があるということになった実験をした上で)ことがあって良いと思います。自分で考えて実験をして新しい発見をする、という喜びはずっと記憶に残ります。

 夜間一人で実験をすることは禁止しています。有機溶媒や危険な試薬なども使用していますので、どのようなトラブルがあるかわかりませんし、一人では対処できない事故の場合は取り返しがつきません。
 休日はきちんと休むことを薦めます。疲れた状態で研究室にいる時間ばかり長くても能率は上がりません。一所懸命実験をする時間とリフレッシュするときとをはっきり分けることは重要です。
 アルバイトには基本的に口は挟みません。要は各人の意識の持ちようです。「今日はバイトで早く帰るので、早くから来て実験をしよう」「今日は時間のよめる実験をしてからバイトに行き、明日は細かい実験を腰を落ち着けてやろう」というように各自で計画を立てて進められるようになっていって欲しいと思っています。

研究室の1年

4月 新入生歓迎会
お花見
6月 学会(放線菌学会)
8月 夏休み
 大学院を受験する人は勉強に専念する。
  M2以上は自主性を持って勉強・実験・休みを計画する。
9月 大学院入試
10月 学会(植物化学調節学会、天然有機化合物討論会)
秋口 研究室旅行
11月 学園祭
 M2以上の学生は研究内容をポスターで発表しています。自分の研究をわかりやすくまとめて発表をすることも重要です。
12月 忘年会
2月 卒論発表・修論発表
3月 追コン(配属予定の3年生も一緒に)
学会(農芸化学会、農薬学会、植物病理学会)
 研究成果の発表と勉強の場です。学会で発表できる成果をあげることが1年の研究の目標です。
新4年生への引継