Laboratory of
Bioregulation Chemistry,
Tokyo University of
Agriculture and Technology
私たちの研究室では、主に植物と微生物の成長と分化、生物間の相互作用メカニズムを解明するため、
これらの生命現象に関する
低分子の制御物質(生理活性物質・ホルモン)について有機化学的な視点で研究を進めています。
研究の内容は、天然生理活性物質の探索・精製・単離・構造解析・構造活性相関・生合成・ケミカルコミュニケーションの現象解明などで、
農芸化学分野で行われる天然物有機化学・生物生産化学・生物有機化学を基盤に
遺伝子工学、酵素化学、分子生物学、合成生物学等の手法も取り入れて先駆的な研究を展開しています。
農工大Bn学科の皆さんは,3年生に進級と卒論分属に関する行事が始まります。
生物制御化学研究室は教員1名の研究室ですので、3名の卒論学生の受入れが可能です。
是非とも私たちの研究に興味を持ち全力で取組んでくれる方,
同時に私たち教員と学生が持つ価値観を共有できる方に入室してもらいたいと思います。
共通の価値観は,
「なぜ?を大切に。たくさん勉強することは知らないことをたくさん知ること」
「研究も遊びも真剣勝負,良く学び良く遊べ」
「信頼関係とチームワークを大切にする」です。
他大学から大学院進学に興味を持っていただいた方は,是非ともちょっとの勇気を持って私たちにコンタクトをとって見てください。
これまで,多くの他大学からの進学者を迎えてきて,博士課程まで進学して活躍している卒業生が数多くいます。
天然物有機化学等が研究手法の基盤ですが,有機化学が得意な人も余り得意でない人もさまざまなアプローチで研究は進められます。
生物観察が得意な人,コンピュータを用いたモデリングやホモロジー解析から研究を始める人,
遺伝子を扱ったことがない有機化学系研究室出身の人(川出がそうです),遺伝子は扱えるけれど,有機化学実験の経験がない人・・・
さまざまなバックグラウンドを持つ人が研究室に入室してくれると,
得意な分野を研究室員に広めると同時に自身にとっては新たな研究手法を学ぶ楽しみな機会にもなります。
このような外部刺激(学修することばかりでなく人脈という意味でも)が皆さんの財産となり,やがて研究室の財産にもなります。
得意な面や興味を持ったところを起点にして,着実に皆さんの能力や素養をグン!と引き伸ばせられるような研究室でありたいと考えています。
お知らせ
2024年10月 川出洋先生ご還暦のパーティーが開かれました。
お知らせ
2024年10月 長野県の白駒の池へ研究室旅行へ行ってきました!
お知らせ
2024年9月 第34回イソプレノイド研究会にてD1川上さんが口頭発表に参加しました。
お知らせ
2024年9月 日本蘚苔類学会第53回日南大会にてD1川上さんが優秀発表賞を受賞しました。
お知らせ
2024年6月 研究室OBの植野陽平さん(日本理化学工業)が研究室に来てくれました。
お知らせ
2024年6月 山形大との共同研究論文がBiochemical Journal誌にアクセプトされました。
お知らせ
2024年4月 宮崎翔先生の論文が公開されました。
お知らせ
2024年4月 研究室メンバーを更新しました。
お知らせ
2024年3月 日本農芸化学会にて当研究室から5演題を発表しました。
お知らせ
2024年3月 宮崎翔先生が日本農芸化学奨励賞に表彰されました!
お知らせ
2024年1月 学生実験のデータを掲載します。このリンクからダウンロードできます。
お知らせ
2024年1月 宮崎翔先生が日本農芸化学奨励賞を受賞しました!