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2015年度
TRT
モデルロケット班、TRTは、多摩川の河川敷にて、モデルロケットの打ち上げを行いました。

新入生全員がモデルロケット製作の初心者であり、慣れないながらも、先輩たちに教わりながら、 お互いに意見を交換し合い、一人一機ずつロケットを作りました。 残念ながら、調整不足で発射不可能なロケットも何機かありましたが、 発射可能だったロケットは、いずれも発射に成功し、真夏の青い大空へと高く飛んで行きました。 今回の製作で得られた技術を生かし、来年の種子島ロケットコンテストに向けて、 メンバー一同、精進していきたいと思います。。

DanDeLioN
DanDeLioNは種子島ロケットコンテスト、フライバックタイムアタック部門用に製作されたモデルロケットである。
機体上部には重さ約20gのペイロードが搭載できるようになっている。また、機体上部から、下部、フィンの部分まで、 すべてCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を素材としている為、機体重量を抑えながらも非常に耐久力に優れている。 さらに、この機体はエンジンの交換をより迅速に行うために、エンジン部分に3Dプリンターで製作したエンジン交換機構を搭載。
出場した部門で求められる、高い耐久力と短い再装填時間を実現した機体が、DanDeLioNである。

大会では製作者の操作ミスにより失格となってしまったが、種子島の大空に高く飛翔する勇姿を我々に見せてくれた。
ウインドミル
胴体が展開してプロペラとなるロケット。昨年の機体プロキオンの意匠を継いでいます。
円筒を斜めに切ることで再現したねじりは、計算もシミュレーションもしてない割に意外な減速性能を見せました。
機体にすきまが空きまくりで空力性能がすごそうですが、普通に飛びます。
本番では軸がすっぽ抜けて空中で二つに分離し、失格となりました。
PETAXI(ペタクシー)
第12回種子島ロケットコンテスト、ペイロード有翼滞空部門(落選)機体。
主翼の根元が回転し、翼端が折りたたまれることで、細長い翼をコンパクトに収納できるよう工夫されている。
重量超過のため打ち上げ試験は行われておらず、ペイロードとなるグライダーも度重なる遊び試験の末破損。
打ち上げ試験の日程は未定のままである。

☆真田
 PETAXIのノーズコーンの愛称。真っ赤な塗装があの名将を彷彿とさせる。チームの機体。
Huckebein Rache
種子島ロケットコンテストに出場予定だったHuckebeinが書類選考に落ちてしまったためC型エンジンでも飛ばせるように小型軽量に再設計した機体。
元の機体が満足の行く設計ではなかったために再設計した結果、面影はほとんどなくなった。
昨年のペス・ボラドールの意匠を引き継ぎ上昇後にエンジンが分離、翼が展開しRCグライダーとして滑空する。機体内に収納するために生まれた独特の主翼平面形が特徴。かっこいい。 主翼とその機構にすべての力を注いだため他の部分は若干雑かもしれない。
復讐の怒りに燃えながらたった二人の班員でなんとか本番前に完成、3回の打ち上げ試験の結果問題点はすべて解決され、ロケットらしく垂直に上昇することに成功した。 その後種子島に持って行き会場で翼の展開を見せびらかして遊んでいた。
他チームの打ち上げを見て悶々としていた設計者だったが、技術者交流会で企業やJAXAの方々にこの機体を自慢して好評をもらえたので大満足とのこと。。