2025年度
Narval
第21回飛行ロボットコンテスト 一般部門優勝(大田区長賞)+ベストパイロット賞(ANA賞)
製作時期:2025年9月
Gull⁻¹(5号機・大会機)
第21回飛行ロボットコンテスト 一般部門第2位(JSASS賞)
製作時期:2025年9月
5号機にしてついに大会機。
4号機のほぼコピー機(尾翼だけ大きくした)だったが製作に1週間かかった…。
塗装はCorsairのレース機をモデルにしている。
逆ガル翼のため足が短く、とても頑丈。地面と近いため物資回収がとてもしやすい。
ピットとの連携による素早い回収は予選・決勝ともに会場を湧かせた。
重量制限にかなり悩まされたが、ギリギリで審査も突破…。
1位は万年2位の同期にとられてしまったが無事2位を獲得した。
爽籟(2号機・大会機)
第21回飛行ロボットコンテスト 一般部門第12位
製作時期:2025年9月
塗装だけ自分でやったが、爽籟という名前の爽やかさと水色がマッチしていてかなりお気に入りの色合いになった。
大会で機首から墜落したが接着部分からきれいに割れてくれたので帰ってから修復してすぐ飛ばすことができた。
この飛行機を通してとても良い経験ができ、思い入れのある機体になった。
KesenosⅡ
第21回飛行ロボットコンテスト 自動操縦部門第2位(住友精密工業賞)
製作時期:2025年9月
20代Kによって製作された大会機。
チキラー余剰分を含む全装備重量が脅威の221 g。
コピーが完璧だったため、わずかなゲイン調整で自動飛行が可能だった。
D-Anteriore
第21回飛行ロボットコンテスト マルチコプター部門第2位(DRONE STAR賞)
製作時期:2025年9月
一般部門優勝Pが次に選んだのは回転翼機ひしめくマルコプ部門だった…!!
おや…!? このP、回転翼機を飛ばすつもりがないらしいぞ…!?
という我儘のもと製作されたテールシッター機。Dの名を冠する最後のAnteriore。
3発の動力用モーターと2枚の制御カナードを備えた変則的機体。
前回大会における一般部門優勝機のAnterioreをベースに開発された。
のだが、原点要素はあまり残っておらず、発展系というよりは全くの別物である。
悲願の2部門連続優勝は叶わなかったが、ハイブリッド機初の入賞を果たした。
ulysses
第21回飛行ロボットコンテスト マルチコプター部門出場
製作時期:2024年10月~2025年9月
“高速飛行時も安定するどんな荷重にも耐える機体”をテーマに、長い腕と大きいプロペラ、高推力のモーターを採用。
CFRPの積層を行ってカーボンパーツを自由に成形し、構造の工夫により想定されるどんな負荷でも破損しない軽い機体を実現。
FCを自作。気圧計と6軸センサを用いて、角度や地面の形状に依存せず、安定した高度を推定することができる。
機体に赤外線LEDを搭載し、赤外線カメラで機体の位置をトラッキングしている。
21代が中心の大人数チーム。開発が半年から1年という長期にわたっていたため、仲良くも悪くもあるが、“喧嘩するほど仲がいい”チーム。
Black crown
第21回飛行ロボットコンテスト マルチコプター部門出場
製作時期:2025年9月
自作基板のFCを搭載し、クォータニオンとカルマンフィルターを用いた独自プログラムで姿勢制御を行う8発のマルチコプター。
基板名が「crown」なのでこの機体名になった。
ヨーの制御に若干の難があったが、モーターを半分停止させた4発でも飛行できる安全機能付き。
前から見るとY字になるアームによりモーターより重心位置を下げ、復元性を高める工夫がされている。
起動後2分以内に競技を終わらせるというウルトラマンのような制限を抱えて予選に臨んだが、
セットアップミスにより離陸できずに予選敗退となった。
大会後は正常に整備され、ハロウィンかぼちゃの中身を務めるなど十分に飛び回った。
Reincarnation
第21回飛行ロボットコンテスト ユニークデザイン部門 ハマ賞
製作時期:2025年9月
マグナス効果を利用して飛行する飛行機。機体審査では「これは回転翼機...?」とスタッフを困惑させたが一応固定翼機である。
円筒は機体が進むことで自動で回転するようになっている。また、飛行中は円筒の軸のカーボンロッドが大きくしなり、
上反角効果を得ており十分な安定性を確保している。
そのため、奇抜な見た目に反して非常に操縦しやすく、大会では八の字旋回、宙返りなど華麗な飛行を見せ、部門賞6年連続受賞を達成した。
製作者はこの機体で一般部門への出場を計画しているとかいないとか...
XMQ-1
第21回飛行ロボットコンテスト ユニークデザイン部門 OBK賞
製作時期:2025年9月
「翼端にモーター積んだプロペラなら従来の推力方式より推力出るんじゃね?」というテキトーな思い付きにより始まった計画。
制御方法は第20回大会のJobHunterのものを踏襲した。
プロペラが自作かつ巨大故のペラバランス調整や巨大なダウンウォッシュによる制御の難しさなど数々の苦難を乗り越えた機体。
なぜかチームリーダーが音信不通になりがちで、多くの部員の協力の元製作された。
Alis2(大会機)
第21回飛行ロボットコンテスト ユニークデザイン部門出場
今までのVVから一新して一昨年のAlisのような垂直尾翼を有するタンデム翼機に設計変更となった。
翼弦長方向の可変翼とロガロ翼のような垂直尾翼の展開収納によって空力中心の変更が可能とである。
敏腕パイロットと特別なミキシングと逆進アンプも前後反転に不可欠な要素。
初の前後反転はひこロボ機体審査の日、次が大会本番である。恐らく前後反転したのは世界中で2回だけだろうと自負している。
大会後に農工OBの方にツイートしてもらいプチバズりして日の目を浴びることとなった。
Narval 試作1号機
製作時期:2025年3月
製作者が今までに自由製作で2機、Twin-boomの機体を作っていたためその経験を活かし
Twin-boomのプッシャー機を大会機のコンセプトに作った1号機。
とりあえず重量制限ギリギリのサイズ感を掴むべくスパン1600mmのクソデカ機になった。
テールブームが長すぎて重心が後ろに寄り安定不足、飛ばしづらすぎて即ポイ捨て。
そもそもデカくて輸送できないので次作は小型化。こいつに限らずこの年のプッシャー機はみな重心位置に苦しんだ。
Gull⁻¹ 1号機
製作時期:2025年2月
2024ひこロボでは自操パイロットだった20代部員が一般に出たいという意思(ワガママ)から始まった班の機体。
せっかく出るならかっこいい機体がいいじゃんってことと、先輩からオススメされたこともあり
F4U Corsairのスケール機を作成することに。
1号機は性能ガン無視で実機のスケールで作ろうとした結果、胴体径が130となり製作がとてもめんどくさかった。
見た目はまぁまぁCorsair
機体名の読みは「インヴァーテッドガル」
Gull⁻¹ 2号機
製作時期:2025年3月
実機のスケール感は変えずに1号機から全体的にスケールダウンさせた。
塗装をしたため製作した5機の中では一番見た目がCorsairに似ている気がする。
「NoKoLAT」や「20」など白抜きの塗装にこだわった。
スプレーのせいで糸リンケージの動きが悪くなったがギリギリ飛ばせる。
皐槻祭の展示飛行でも飛ばし、缶バッチにもなった。
Gull⁻¹ 3号機
製作時期:2025年5月
さすがにそろそろひこロボ向きの機体を作らなきゃと思って作られた3号機。
胴体径を直径75 mmまで落とし、スパンを長くした。
普通にいい機体だったため、この機体を軸に製作をすることに。
製作してすぐに滑空の練習で主翼と尾翼がボロボロになって悲しかった。
Gull⁻¹ 4号機
製作時期:2025年7月
ボロボロの3号機で部内大会に出たくなかったため製作した機体。
3号機からの変更点は翼面積や、胴体形状などなど…。
Malteseのように縦長の楕円形にすることでスケール感を残しつつ抵抗を減らしている。
尾翼面積は毎回気分で結構変動するため、全機体少しずつ形が違う。
ひこロボ直前までの練習機として活躍。
塗装のテストもして文字だけ入っている。
爽籟 1号機
製作時期:2025年8月
22代がひこロボの一般部門に出場するために偉大な先輩方に制作してもらった機体。モチーフは烈風。
飛行機制作講座や部内大会で、まだまだ技術が未熟な22代が作った機体ばっかり飛ばしていたため、飛ばしやすさに驚いた思い出。
D-Anteriore 1号機
製作時期:2025年5月
自作の同軸2重反転ユニットを搭載した串形カナード機。
カーボンパイプを胴体に採用することで、胴体強度を確保。
加えて、2重反転ユニットの搭載を可能にした。
しかし、肝心の2重反転ユニットの推力不足により、ホバリングもVTOLも実現できなかった。
その他にも、翼とカーボンパイプの取付強度不足、高迎角機動時における安定性の低さ等、課題が山のように見つかった。
D-Anteriore 2号機
製作時期:2025年7月
2重反転ユニットの設計を変更し、1ほどしかなかった推重比が2を突破。
VTOLに見えなくもない挙動が可能となった。
高迎角機動時における安定性に加え、ホバリング時の制御力が圧倒的に不足していた。
D-Anteriore 3号機
製作時期:2025年9月
2重反転ユニットを下ろし、主翼両翼にモーターと垂直安定板を追加。
DoppioのDはDreiのDになった。
流速の大きいプロペラ後流をより多くの舵面と安定板に供給した事で、安定性および制御力が大幅に向上。
十分なホバリング/VTOL能力を獲得した。
主翼構造を強化した4号機が本番機となった。
VV_v1
製作時期:2025年4月
前後反転を夢見た2年生が45°の上反角双胴タンデム機を設計。
後ろの翼はs字キャンバーが入っている。全ての翼端に全遊動動翼を配備している。
タイヤは手を抜いてソリのような形状をしている。
上反角によって機体重心が上に移動してしまっていたため、推力軸上に重心がなく無限機首上げが入った。
後にスワンのような首を取り付けたがろくに飛行せずに度重なる墜落によって退役。
VV_v2
製作時期:2025年5~7月
前後反転を夢見た2年生が45°の上反角双発タンデム機を設計。
班長が班員に仕事を振って自分はs字キャンバーになるようにファウラーフラップを出す機構を設計するという始末により
製作期間がとても長くなった。
v1に比べると飛行時間が長くなった(ぎり2ケタ秒)。
定常飛行時からダッチロールが入って、横滑りが大きくなると片翼失速を起こしてスパイラル挙動を起こす。
かなりの問題児を作り上げてしまった。
VV_v3
製作時期:2025年8月
悩みに悩んだ末に前翼は下半角、後ろ翼は上反角45°の翼配置でダッチロールを解消しようと試みた。
s字キャンバーファウラーフラップを搭載している。
翼面荷重が高く、進行に対して胴体の向きが最悪で空気抵抗の塊であった。手投げしてそのまま墜落して崩壊。空中にいた時間は2秒。
これを機にVV系列は終わりを迎えることになる。
富嶽
製作時期:2023年10月~2025年4月
マルチコプター電装班という飛行機製作から最も離れた部門を専門とする20代部員による個人製作。
1年生のひこロボを乗り越えさあ飛行機作るか!と思い立ち1年次の10月に設計を開始した。
しかし、途中で種コンをやってみたりマルコプに戻ったり桁入れをさぼったりとあっちへふらふらこっちへふらふらしていたら
気づけば3年生になっていた。
中島飛行機で構想された6発レシプロ機「富嶽」の2発版スケール機。
一生懸命やすりがけをしたおかげで胴体の接合が滑らかで綺麗。小さくて頑丈(重い)ため比較的高速で飛ぶ。
skyhighest
製作時期:2025年8月
陸上自衛隊のLR-2がモチーフの機体。
2年間の部内大会を経て、今年はついに最上級のskyhigestまで進化。
練習0のまま当日飛行。壁に突っ込みかけてインメルマンターンで回避するなどひやひやする場面はありつつも無事に帰還。
景品でもらった花火は部員で楽しく遊びました。
Emily
製作時期:2025年8月
旧日本海軍の二式飛行艇をモデルにした4発機。
実機をイメージした高アスペクト比の主翼、それっぽい胴体形状・塗装とスケール感を意識した設計になっている。
航空研では珍しい4発機なので鈍重になるかと思われたが、なんだかんだ宙返りもこなす軽快な機体となった。
院試が終わったその日から作業が進み、1週間で初飛行に漕ぎつけた。
こいのぼり
製作時期:2025年5月
長年放置されていたが暇だった19代によって修復された機体。
胴体全体がダクテットファンのような構造になっており、ラダー・エレボンを備えている。
試験飛行時にはロールが制御できないレベルで不安定だったため急遽見た目を損なわない程度にむなびれと背びれが追加された。
それでもなおロール不安定であり操縦者が高速で逆舵を打つことで何とか制御している。
魔女
製作時期:2025年10月
ハロウィン企画の1つとして製作された機体。元ネタは某サイトで販売されている市販品。
とくに詳細な設計などは行っておらずその場の勢いとノリで作られたが意外なことに普通に飛ぶ。(飛ばしやすいとは言ってない)
色塗りありがとう
Candela
製作時期:2025年3月
「体育館は、狭い。
動力で無理やり引きずり回すのは美しくない。
動力に頼らず、風とエネルギーを感じ、五感全てで設計製作操縦を味わいたい。
航空法に引っかからず、大空の下で気軽に飛ばせる機体を。」
というコンセプトのもと製作されたグライダー。雪中フライトだって可能。
スパン600 mm、全備重量32 gと非常に小型軽量。
オガソ
製作時期:2025年5月
2025年度の制御テスト用機体として製作。
操縦練習に用いたが主翼破断4回胴体破断2回で30g重量増加した。
エルロンにテープをふんだんに用いたため、剛性が高くロールの効きがよい。
途中で自動離着陸向けに足の剛性強化が行われた。この副作用で着陸時に繊細さが求められるように。
植田スワン
製作時期:2025年7月
パイロット植田の操縦練習用として製作。
ほかのスワンに比べて首が細長いのが特徴。
スツーカ
製作時期:2025年8月
ドイツユンカースの急降下爆撃機Ju87をモデルとした機体。
大会では無事離陸し物資も投下したため帰還までできると思われたが油断しパイロットにより墜落、未帰還となった。
機体の特徴としてとても小さな水平安定板、割と後方重心、そして重量に対する翼面積の小ささなどにより安定性は皆無であった。
翼付きマルコプ
製作時期:2025年6月
マルチコプターに翼つけたら面白いんじゃね程度のノリで作られた謎機体。
ホバリングモードでは問題なく飛行できたが、水平飛行モードではいい加減な設定のFCによって制御できなくなり墜落を繰り返した。
大破するたびに部室に落ちていたテキトーな主翼を取り付けたため、幅が小さい時期と大きい時期がある。
Black azuma
製作時期:2026年3月
現役部員が種子島に出発し、閑散とした部室で作られた機体。
コンセプトは「簡単に作れる」「壊れにくい」「壊れてもすぐ治せる」である。
コンセプトのとおり、カーボンパイプと3Dプリンターパーツによって構成されているため1日かからずに完成した。
FCの設定により初心者向けの安定した飛行から宙返りなどの激しい飛行も可能である。
コンセプトどおりの活躍をしており製作者は満足している。
スワン 18~21号機
製作時期:2026年3月
現役部員が種子島に出発し、広くなった部室で作られた機体たち。
量産効果を狙ってすべての工程を同時並行して行っている。
実際、一部の工程でその効果を感じることが出来た。が、途中でモチベが低下したためなんだかんだ完成が遅れた。
最終的に完成したのは3/31であり2025年度の製作機体たちに滑り込むことが出来た。
新入生の飛行練習からひこロボに向けたテストベッドなど様々な用途で活躍している。
機体形状が完全に同じため尾翼に番号が塗装されている。