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経歴 | ||||
1959年 1981年3月 1989年6月 1989年7月 1992年2月 1995年4月 1996年3月 |
新潟県に生まれる 新潟大学法文学部経済学科 卒業 北海道大学大学院博士後期課程単位修得退学 室蘭工業大学 工学部 講師 同 助教授 東京農工大学 農学部 助教授 博士(教育学)学位 取得(北海道大学) |
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大学以外では | ||||
1994年4月 1998年6月 1998年9月 2001年7月 |
北海道公立高等学校入試制度検討委員会委員(1996年3月まで) 東京都社会教育委員(2001年6月まで) 『月刊社会教育』編集長(2000年3月まで) 調布市社会教育委員(現在に至る) |
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主要業績 | ||||
著書・学術論文の名称 | 単著/共著 | 発行または発表年月 | 発行所、発表雑誌または発表学会 | 概要 |
著書 | ||||
1現代社会と青年教育 | 共著 | 1985.10 | 東洋館出版社 | 日本社会教育学会の研究年報のテーマである「現代社会と青年教育に則して、農村地帯における青年組織である青年団・4H倶楽部・農協青年部の活動を通して農村青年がどのように成長しているのかを、青年のライフヒストリーから明らかにした。」 「地域農業の発展と青年教育」分担pp.66〜74 |
2現代成人学習内容論 | 共著 | 1989.10 | 東洋館出版社 | 農民学習運動のひとつの典型をなしている農民大学運動を例に、農民教育における学習内容の変化を分析することで、地域農業の課題と密接にかかわりつつ変化する学習課題の構造を明らかにした。 「農民大学運動における学習内容の変遷」分担pp.149〜158 |
3経済構造調整下の北海道農業 | 共著 | 1990.1 | 北海道大学図書刊行会 | 農業生産組織がもつ「教育的機能」の視角から、北海道における稲作生産組織の展開構造を分析し、現段階の課題と特徴を明らかにした。 「稲作生産組織の展開と特徴」分担pp.163〜170 |
4地域づくりと自己教育活動 | 共著 | 1993.3 | 筑波書房 | 「生産学習」をキーワードに農業生産組織、農民的技術、農民大学運動を通観することで、現代日本における農民の主体形成の道筋を明らかにした。 「生産学習と農民の主体形成」分担pp.162〜191 |
5教育と福祉 | 共著 | 1994.2 | 高文堂出版社 | 「登校拒否・不登校」や「中退」問題を小学校から中・高校、大学さらに「転職」に至る「ドロップアウト」の一環としてとらえ、現代日本の進路問題の基本構造を分析した。 「学校教育ドロップアウトと子どもの進路問題」分担pp.192〜238 |
6地方自治体と生涯学習 | 共著 | 1994.10 | 東洋館出版社 | 自治体専門職員としての保健婦と社会教育職員の「専門性」の比較検討を前提に、地域健康学習計画の策定にかかわる自治体職員の連携の実態と可能性を明らかにした。 「地域健康学習計画と自治体職員の連携」分担pp.147〜155 |
7北の国型村落の形成 | 共著 | 1995.8 | 農林統計協会 | 北海道における集落再編の構造と傾向を明らかにするために、中山間地域を中心とした再編の実態と行政・農協の意向の特徴を分析した。 「内陸中山間地帯の集落問題」分担pp.23〜33 「集落の構造変容と農民意識の変化」分担pp.73〜84 「集落問題に対する市町村・農協の認識と特徴」分担pp.126〜138 |
8地域づくりと生涯学習の計画化 | 共著 | 1997.2 | 北海道大学図書刊行会 | 北海道・別海町におけるマイペース酪農の形態と学習論的な意義を分析することで、農民の主体形成につながる学習の構造化の視点を提起した。 「学習の構造化と農民の主体形成」分担pp.388〜411 |
9市場再編と農村コミュニティ | 共著 | 1997.4 | 高文堂出版社 |
農村コミュニティ概念をふまえて、農民の主体形成とコミュニティの関係を明らかにした。 |
10生涯学習を組織するもの〜現代社会教育構造論 | 共著 | 1997.10 | 北樹出版 |
現代の環境問題を解決する市民運動としてのグラウンドワーク運動に注目し、運動の中で市民や市民グループがどのように学習を組織化していくのかを実証的に明らかにした。 |
11地域住民とともに〜社会教育実践論 | 共著 | 1998.2 | 北樹出版 |
国分寺市光公民館における「くらしとまちをデザインする講座」を事例に、都市型公民館における地域調査学習がまちづくりにどのようにかかわっていけるのか可能性を明らかにした。 |
12<環境と開発>の教育学 | 共著 | 1998.3 | 同時代社 |
1990年代後半の新しいまちづくり運動の潮流を背景に、環境問題解決の主体として登場しつつある住民運動がどのような学習の構造をもつのか、その特徴を明らかにした。 |
13現代日本の社会教育 | 共著 | 1999.2 | エイデル研究所 |
1960年代の社会教育実践を中心に、日本社会の変貌と地域問題の顕在化がどのような住民・市民の学習運動を生みだしたのか、その理論的到達点とともに明らかにした。 |
14教育、地方分権でどうなる | 共著 | 1999.4 | 国土社 |
地方分権や規制緩和政策のもとですすみつつある教育の市場化について、「受益者負担」論の基本的な理論と問題点を明らかにした。 |
15現代公民館の創造 | 共著 | 1999.9 | 東洋館出版社 |
「大衆運動の教育的側面」として社会教育の意義を定式化した枚方テーゼに注目し、地域社会における課題解決を主体である住民の側面から援助する公民館の現代的役割を評価した。 |
16NPOと参画型社会の学び | 共著 | 2001.2 | エイデル研究所 |
NPO法にもとづくNPO法人と社会教育法にもとづく社会教育関係団体のちがいに注目し、環境醸成を本来の任務とする社会教育行政のNPO支援のあり方について提起した。 |
17教育法制の再編と教育法学の将来 | 共著 | 2001.3 | 有斐閣 |
生涯学習振興法制定以後10年間にわたる社会教育・生涯学習法制の特徴を社会教育の市場化という視点から明らかにすることで、主体形成と自治の観点にたつ学習権の可能性を提起した。 |
18都市公民館の再生 | 共著 | 2002.2 | 北樹出版 |
地域創造教育の代表的実践であると評価されている国分寺市公民館の「農のあるまちづくり講座」のその後と「くらしとまちをデザインする講座」、市長部局での「市民農業大学」と「市民防災まちづくり学校」の実践を分析した。 |
19公民館実践と「地域をつくる学び」 | 共著 | 2002.6 | 北樹出版 |
長野県飯田市における環境学習の構造化の視点から環境教育実践を、(A)学校系、(B)社会システム系、(C)環境問題系に類型化して分析した。 |
20社会教育法を読む | 共著 | 2003.2 | 社会教育推進全国協議会 |
生涯学習振興整備法の制定の背景や各条文の意味を解釈する中で、社会教育法制に与えた影響を考察した。 |
21学校という“まち”が創る学び | 共著 | 2003.11 | ぎょうせい |
地域開放型学校づくりの典型として聖籠中学校における社会教育と学校支援ボランティアの役割と課題を分析した。 |
22環境問題と地域の自立発展 | 共著 | 2004.2 | 高文堂 |
沖縄県及び読谷村における軍用地主問題の基本構造及びNPOの役割を明らかにした。 |
23 Globalism and Education for Sustainable Development | 共著 | 2004.2 | Institute for Global Environmental Strategies |
日本における環境教育実践・研究の特徴とグローバリゼーションのもとでのESDの可能性を提起した。 |
24 NPOの教育力 | 共著 | 2004.6 | 東京大学出版会 |
環境保全・まちづくりNPO法人の調査をもとに行政と市民とのパートナーシップを仲介するNPOの役割と教育力について明らかにした。 |
学術論文 | ||||
1地域営農集団化と農民の学習(上) | 単著 | 1989.1 | 北海道大学教育学部紀要第52号、pp.205〜224 | 農業生産組織の発展形態としての「地域営農集団」と稲作減反政策への対応としての畑作物の主産地形成を結びつける過程において、北海道農業自立推進協議会が主催する「移動むらづくり大学」の役割に注目し、そこでの農民の学習過程を分析した。 |
2「生産学習」に関する考察 | 単著 | 1991.11 | 室蘭工業大学研究報告文科編第41号、pp.1〜19 | 農民の学習過程を解明する枠組みとしての「生産学習」論の系譜に注目し、その理論的な検討から農民の主体形成につながる学習論の視点を提起した。 |
3地域保健活動と健康学習の課題 | 単著 | 1996.3 | 北海道大学高等教育機能開発総合センター生涯学習計画研究部、生涯学習研究年報第1号、pp.41〜53 | 大阪府・貝塚市における地域保健活動の分析をもとに、都市部と農村部の地域性を視野に入れた保健活動と健康学習の構造を明らかにした。 |
4労農学習運動と「生産学習」 | 単著 | 1996.4 | 東京農工大学「人間と社会」第7号、pp.81〜114 | 北海道・別海町における労農学習運動とマイペース酪農交流会の展開過程を分析することで、現代日本における農民の学習運動の構造を解明した。 |
5農民教育と「生産学習」 | 単著 | 1996.9 | 北海道大学教育学部紀要第71号、pp.115〜127 | 山田定市『地域農業と農民教育』における農民の主体形成論をふまえて、「生産学習」を基軸とした現代農民教育論の構築と農民の主体形成の道筋を理論的に明らかにした。 |
6Current Situation of Environmental Education in Japan and Challenge of "Education for Sustainable Development" | 単著 | 2003.9 | 環境教育・青少年教育研究第2号、pp.3〜6 | 立教大学国際シンポジウム「Globalism and 'Education for Sustainable Development' in the Asia-Pacific Region」2003年7月31日での報告 |
7地域・学校を変える市民の“学び” | 単著 | 2004.6 | 季刊 人間と教育 第42号、pp.24〜31 | 学校統廃合の問題を考えるためのアプローチとして市“民”立学校の可能性に注目して問題提起している。 |
他13編 | ||||
その他 | ||||
1健康学習の組織化と職員の力量形成 | 単著 | 1995.6 | 日本社会教育学会紀要No.31、pp.17〜18 | 自治体における保健婦と社会教育職員の連携の課題と可能性を健康学習の視点から明らかにした。 |
2地方分権・行政改革と公運審 | 単著 | 1998.2 | 月刊社会教育(国土社)No.507、pp.6〜14 | 地方分権・行政改革のもとで公民館運営審議会が、どのような積極的意味をもつのかについてわかりやすく解説した。 |
31990年代後半の沖縄北部農村における社会組織に関する研究ノート(1) | 単著 | 2000.8 | 東京農工大学「人間と社会」第11号、pp.173〜185 | 沖縄における親族および社会組織に関する膨大な研究成果を前提に、1996〜98年の名護市村落調査の結果を踏まえて、門中制度の地域的・現代的な特徴を明らかにしようとした。 |
4まちづくりとつながる環境教育の現代的課題 | 単著 | 2000.9 | 月刊社会教育(国土社)No.539、pp.16〜21 | まちづくりを志向するいくつかの環境教育実践の特徴から、環境思想の現代的到達点が環境教育に何を求めているのかを解説した。 |
5完全学校週五日制は何をもたらすか | 単著 | 2002.6 | 高校のひろば(旬報社)Vol.44、pp.12〜19 | 2002年4月からはじまった完全学校週五日制の背景と新学習指導要領のもとでの「学力問題」を視野に入れて、その限界と可能性について解説した。 |
6グローバリゼーションと深く関わる環境問題〜子どもと地球環境をめぐるこの1年 | 単著 | 2003.7 | 子ども白書2003(草土文化)pp.220〜222 | 子供と地球環境に関わる1年間の出来事をグローバリゼーションの視点から解説した。 |
7子どもたちへの負の遺産〜子どもと地球環境をめぐるこの1年 | 単著 | 2004.8 | 子ども白書2004(草土文化)pp.222〜225 | 子供と地球環境に関わる1年間の出来事を世代間公正の視点から解説した。 |
他9編 |
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