NMR(Nuclear Magnetic Resonance)とは…


NMR装置  

強力な磁石の中にタンパク質などを入れて、検出器で信号を感知して得られた信号からタンパク質などの立体構造を導きだす

構造生物学にとって
非常に重要な装置





高分解能1H固体NMRの開発


従来、NMR測定には多量(1000mg)のサンプルが必要
少量(1mg)で測定ができる装置を当研究室と企業との共同研究により開発

⇒ 貴重なサンプルにも応用可能



試料を超高速で回せるようになった

 

~20kHz(1秒間に20000回転) → ~80kHz(1秒間に80000回転)





グリシンの高分解能1H固体NMRのスペクトル




@Aのピークを
区別することが
可能となった













今まであまり利用されてこなかった 1H固体NMRによる構造解析の可能性


今後の展望

超高磁場・超高速MASによる高分解能1H固体NMRを用いて、絹のさらなる構造解析を行っていく。